たまっこの「ブルーベリー狩り遠足」

  • 2019.08.26 Monday
  • 12:00

たまっこの「ブルーベリー狩り遠足」

 

8月17日(土)、多摩市立子育て総合センター たまっこで、

親子で楽しめる「ブルーベリー狩り遠足」がありました。

たまっこから徒歩15分ほどのところにある乞田の有山農園まで歩いて行き、

各自お好きな量だけブルーベリーを摘み取る(量り売り制)イベントです。

 

▲多摩市豊ヶ丘にある「多摩市立子育て総合センター たまっこ」

 

ブルーベリー狩り遠足に参加したのは、

0歳6ヶ月〜4歳までの子どもたちを含む、9組の家族。

連日、猛暑が続いていますが、この日も午前中から30℃超え!

みなさん熱中症対策万全で、たまっこを出発です!

 

▲たまっこスタッフを先頭に、参加者計25名+サポートスタッフが

列をなして乞田川沿いをてくてく♪

 

有山農園までの道中、お父さん・お母さんたちは、

我が子を抱っこしたり、ベビーカーを押したりしながらの移動です。

 

 

「ここ、うちの近所だけど? この先に畑があるの?」

「多摩でブルーベリー狩りできる場所があるなんて知らなかった〜」

歩きながら、お母さん同士の楽しそうな会話が聞こえてきました。

 

さて、有山農園に到着。

農園主の有山松男さんが納屋の前で待っていてくれました。

有山さんは、いつも たまっこの畑イベントで農作業を教えてくれる

農業歴60年以上を誇る大ベテランの農家さんです。

 

 

「今年は5月の雹で花が落とされて、実が少なくなってしまいました。

良いものはみんな採ってください。粒が大きいのが熟していますよ」

と、有山さん。

 

今年のブルーベリーは、市内どこの農園も例年に比べてとても少ない実りです。

5月4日、多摩地域で局地的に降った豪雨と雹が、ブルーベリーの開花時期を直撃。

咲いていた花が雹に当たって散ってしまい、実がつかなくなってしまいました。

 

有山農園も雹の被害により、実がついたのは去年の半分以下。

それでも今日のブルーベリー狩りのために、良い実を残しておいてくれたそうです。

有山さん、やさしいっ!

 

▲参加者のみなさんの前で説明をする有山さん。

 

摘み取りのポイントをもうひとつ。

「採るのは子どもでも片手で簡単。黒いのを選んでね。赤いのは酸っぱいよ」

お父さん・お母さん、子どもたちも、有山さんの説明をしっかり聞いて、

収穫用の小さなバケツを持ったら、いよいよブルーベリー畑へ!

 

 

大人の背丈よりあるブルーベリーの木々の間を、

親子で分け入って進んでいきます。

 

 

たしかに、実の数は少なめですが、ひと粒が大きい!

枝が垂れ下がったところに実が連続してついているので、

背の小さな子どもたちも見つけやすくて摘みやすそう♪

 

 

「○○ちゃん、ほらほら、こういう色のを見つけてね」

「ここに来てごらん! 大きいのがたくさんあるよー!」

お母さんがお手本のブルーベリーを摘んで教えてくれたり、

お父さんが見つけるのを手伝ってくれたり、

大人みんなで子どもたちの収穫をサポートします。

 

 

小さな子どもたちの目線の高さで見ると、ブルーベリー畑は森のよう。

木漏れ日の中で見上げれば、黒くて丸い実がたくさん見えます。

 

 

「おー! 良いのを見つけたね!」

「上手に採れたね!」

両親に褒めてもらいながら、だんだん、

ブルーベリー狩りに夢中になってきた子どもたち。

良い実を見つけるため畑の中を縦横無尽に歩いては収穫していました。

終盤、積極的に動く我が子を、両親が追い掛けていましたね。

 

暑い中、途中で飽きちゃったり、畑から出たくなったりする様子も無く、

むしろ大人の方が「そろそろ帰るよ〜」と声を掛けるほど。

 

▲完熟したブルーベリーを摘むのに、小さな手が活躍します。

 

しばらくして、ブルーベリーの入ったバケツを大事そうに抱えた子どもたちと

お父さん・お母さんが有山農園の納屋に戻ってきました。

 

▲ブルーベリー畑から戻ってきた皆さんをパチリ。

なんだが、どこか遠いところまで旅に来たかのようなステキな風景。

 

 

「いっぱい採れたねぇ」「測ってもらおうね」

みなさん、汗びっしょりになりながらも笑顔がいっぱいで嬉しそう!

有山さんに摘んできたブルーベリーを量ってもらって、お会計です。

 

 

持ち帰り用の袋に入れ替えて、ブルーベリー狩り完了!

畑で摘みながら ちょこっとお味見させてもらった子どもたちでしたが、

収穫するのが忙しくて、食べるのを我慢していたよう。

お会計が終わり、やっと自分のブルーベリーが食べられる! とばかりに、

早速、袋の中に手が伸びていました♪

 

 

「どう? ブルーベリーおいしい?」

こっくりと頷いて、もくもくと摘みたてのブルーベリーを口に運ぶ子どもたち。

美味しそうに食べてくれて、有山さんもスタッフも嬉しくなります。

小さな子どもたちにとって人生初ブルーベリー。

暑かったけれど、頑張って収穫したかいがありましたね!

 

 

納屋の前でしばらくブルーベリーのおやつタイム&水分補給をしたら、

有山さんにお礼を言って、また たまっこに歩いて戻ります。

 

▲帰り道はお父さんが大活躍! 歩くのに疲れちゃった我が子を

抱っこしたり、肩車してあげたり。暑いのにご苦労さまですー!

 

その道中、ブルーベリーの入った袋の中に手を入れては

パクっとお味見しながら帰ってきた子どもたち。

「家で食べる分もとっておいてよ〜」と、両親に言われていました。

よほど、美味しかったんですね。

自分たちの暮らしている街の畑で育ったブルーベリー。

気に入ってもらえて、良かったなぁ。

 

お父さん・お母さん、

今日の可愛らしい子どもたちの初体験を忘れずに、

夏になったら多摩市には美味しいブルーベリーがあること、

すぐ近くにステキな場所を残してくれている農家さんがいらっしゃること、

思い出していただけたらなぁと思います♪

 

 

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