事業者交流会で「多摩市の農業」をプレゼンテーション

  • 2019.07.31 Wednesday
  • 12:00

「多摩市の農業」をもっと知ろう!

事業者交流会でプレゼンテーション☆

 

7月24日(水)、コレクティブハウス聖蹟で開催された

「第11回 多摩コミュニティビジネス交流会」にて、

agri agriを運営するNPO法人シーズネットワークの岡本理事長が

トークゲストとして登場しました。

 

「多摩コミュニティビジネス交流会」では、

多摩市内で地域密着型の事業を展開している事業主や

地域活性化などに取り組む団体の代表者が集まり、食事を交えつつ、

各回のテーマに合わせたプレゼンテーションや情報交換が行われています。

 

 

11回目となる今回のテーマは「多摩市の農業について考える」。

今年の3月に「多摩市都市農業振興プラン」が策定されたことを受け、

まずは現状の多摩市の農業について学ぼうと、今回の機会が設けられました。

 

19時、仕事終わりの参加者がコレクティブハウス聖蹟に続々と集まり、

美味しそうな料理も並んだところで、

主催者の高橋さんから開催の挨拶と乾杯でスタート!

 

▲主催者の高橋さん(写真中央)は、諏訪の高齢者向けトレーニングスタジオ

「エスト(est.)」の代表。2017年12月に、この交流会を立ち上げました。

 

 

料理は、以前agri agriが取材でおじゃました「こはるびカフェ」を運営する

NPO法人どんぐりパンの理事長 篠崎さんのお手製。

使った野菜は全部、相澤農園(諏訪)のもの!

味付けは極力シンプルに、素材の美味しさを活かすように調理したそうです。

う〜ん、おいしいわけです。

 

▲料理について説明する篠崎さん(左から3番目)。

 

「原峰のいずみ」(純米吟醸酒)の酒粕と「原峰のかおり」(味噌)を

ブレンドした特製ダレに漬け込んだ鶏肉のグリルは、柔らかくてジューシー!

香りが食欲をそそります。

 

 

アンテナショップPonteで販売中の

大松農園(関戸)のキュウリと、伊藤農園(乞田)のミニトマトも並びました。

これはもう、そのまま丸ごとパクッと食べるのが一番美味しい!

採れたてのみずみずしさ、味の濃さは、旬の地場野菜の真骨頂★

 

 

お酒はもちろん、多摩の地酒「原峰のいずみ 生酒」と、

市内産の梅を使った梅酒「白加賀」。

 

 

 

多摩市産の野菜や特産品をたっぷり味わったところで、

いよいよ、岡本理事長によるプレゼンテーションタイムです。

 

 

今回のスライドショーの内容は多摩市の農業を知るための入門編。

「多摩市の農業の今とこれから」と題して進められました。

 

◆多摩市の農業の特徴

◆多摩市のちょっと意外な農産物の紹介

◆多摩市産野菜が買える場所のご案内

◆多摩市産野菜を使ったメニューや加工品を販売しているお店の紹介

 

市内に住んでいる方には、ぜひとも知っていただきたいことばかり!

会場のみなさん、スクリーンを見ながら時折うなずかれていたり

「あ・知ってる!」という声も聞こえてきたりして、

とても関心を寄せてくださいました。

 

▲原峰のいずみ(生酒)のラベルを見せてくれる矢田さん。

コレクティブハウス聖蹟でワークショップなどの企画をマネジメントする

Grann Fikaの代表。この交流会の共同主催者でもあります。

 

「それでは、ここで多摩市の農業クイズ〜!」

多摩市都市農業振興プランに記載されている公式データに基づいた、

とってもマニアックなクイズが始まりました。

 

 

「多摩市には農家が約何戸あるでしょう?」

そんなのわかるかーい!という声が聞こえてきそうですが、

会場のみなさま、しっかり真面目に予想をしてくださり、

数値で見る多摩市の農業の現状に、それぞれ思いを巡らせつつ、

クイズは進んでいきました。

 

 

では、ここで、出題された3問のうち、ひとつをご紹介☆

 

問題:多摩市の面積のうち、田畑は約何パーセント?

(下の1〜4番の中に答えがひとつあります。正解はどれでしょう〜?)

1…30%

2…10%

3…5%

4…2%

 

正解はブログの最後に!

 

 

 

時代の移り変わりと共に、農地や農業者が減ってきていることに対して、

多摩市の農業をバックアップする様々な取り組みも紹介されました。

 

たとえば、市内産農産物を使った加工品の開発や販売、

3年前から始まったアスパラガスやミニトマトの新しい栽培方法の導入、

農業体験やイベント、農福連携の試み、援農ボランティア制度など、

実は、農業のPRや活性化のために、農家さんと行政・市民が一緒になって

いろいろな取り組みが行われています。

 

 

これらが継続し充実していくことで、多摩市農業の未来は変わるかもしれません。

ますます、わたしたち市民が地元の農業に高い関心を持ち続けることが、

大切な農地を守り、農業を次世代へ残すことに繋がるのだと思います。

 

改めて地元の農業について学び、参加者の方々と語り合い、

理解を深められた会となりました。

 

会の最後には、青木農園(和田)の青木幸子さんから野菜のお土産もありました。

家に帰ってからも「やっぱり美味しいな、地元の野菜」と、

思っていただけたのではないでしょうか。

 

▲お土産コーナーに並ぶ、青木農園の野菜。

 

▲参加者全員で集合写真。交流会の後半も、農業トークは終わりません。

気がつけば22時くらいになっていました!

 

いつもは市内の別々の場所で活躍している事業者のみなさんと、

多摩市産の食材を使った料理やお酒を楽しみながら、

どっぷりと多摩市農業に浸かった夜でした☆

 

この度は、貴重な会に参加させていただきありがとうございました。

これからもagri agriは、ますます多くの方に多摩市の農業の

素晴らしい魅力をお伝えできるように頑張って参ります!!

 

*****

さてさて、中盤に出てきた多摩市の農業クイズ、

「問題:多摩市の面積のうち、田畑は約何パーセント?」の正解発表!

答えは、4番の「約2%」。

 

 

これらのデータの出所となっている多摩市都市農業振興プランは

下記URL先のページよりご参照・ダウンロードいただけます。

ぜひ、ご一読ください!

http://www.city.tama.lg.jp/0000007199.html

 

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