地場野菜の直売会@せいせき桜まつり*2019
- 2019.04.22 Monday
- 12:00
多摩市産野菜の直売会@せいせき桜まつり
今回で38回目となる「せいせき桜まつり」は
聖蹟桜ヶ丘駅周辺や、さくら通り周辺で開催される春のお祭り。
去年は桜の花のピークを過ぎて、すっかり葉桜な景色でありましたが、
さて今年は・・・?
▲聖蹟桜ヶ丘駅側から さくら通りを撮影。
4月7日(日)、満開の桜がお祭りを待っていてくれました!
この日は朝から快晴で、風も穏やか。
花見をしながらお祭りを楽しめそうです。
毎年 さくら祭りに合わせ、会場の近くで多摩市産野菜の直売会が開催されます。
常連のお客さんもお祭りに来たお客さんも、ふらっと気軽に立ち寄れる青空市です。
▲直売会の売場はさくら通り沿いの一画。開店時間の10時には、
すでにお客さんが野菜を持ってレジに並んでいました!早い〜!
売場をのぞいてみると…、
今、話題のアスパラガスを発見!
多摩市の新特産野菜として急成長中の「採りっきり栽培®アスパラガス」。
市内では6軒の農家さんが栽培しています。まさに今が旬の走り!
▲採れたてのアスパラガスは驚くほどジューシー!
甘味が際立ち、味も抜群。この美味しさが手に入るのは地元ならでは。
▲春といえば、たけのこも♪
「今年はたけのこ少ないね。最近、雨が降らないから伸びないのかも」と農家さん。
「それに、ずっと寒かったからね」たけのこの出足が遅れていると話していました。
たしかに去年の桜まつりの時にはたけのこがたくさん並んでいた気がします。
寒くて桜の花が長持ちしてくれたのは良かったけど、春野菜は遅れ気味なのかな?
▲人気の葉物野菜。小松菜・からし菜・かつお菜・のらぼう菜など。
ピチピチに鮮度抜群な状態で、袋いっぱいに入っています。
▲鮮やかな黄色をした小松菜の花。まるで食べられる花束!
「多摩市産の野菜、いかがですか〜」
「掘りたてのたけのこもありますよ〜」
農家さんの掛け声につられてお客さんが続々と集まってきました。
店頭にはお客さんの目をひく、可愛い花や花苗もいろいろあります。
春らしいチューリップや、めずらしい姫りんごの花も。
▲ゼラニウム(左上)に人気集中。「テレビで紹介されていたのよ。
育てやすい花だって。こんなに元気が良い花苗なら2鉢買うわ」とお客さん。
▲レジ担当も、もちろん農家さん。
「この花は種ができるから増やせるよ」とお客さんにアドバイス。
▲売場のすぐ目の前の道路は、桜がトンネルのように連なるさくら通り。
12時からは車の通行を制限し、パレードの会場になります。
お客さんがさくら通りにたくさん集まってきました。
パレードの始まりです。
直売をやっている場所からパレードの様子がよく見えます。
あ! ピーポ君と1日警察署長に任命されたハローキティを発見!
その後には、鼓笛隊や多摩市立落合中学校吹奏楽部による演奏もあり、
集まったお客さんたちから大きな拍手がありました。
続いて、軽快な音楽で始まったのは高円寺阿波踊り。
華やかな衣装を身につけた踊り子達が舞う姿は格好良く、カメラマン殺到。
▲圧巻の踊りに、わたしもついつい身を乗り出して撮影してしまいました。
満開の桜の中の生演奏、パレードに阿波踊り、多摩市産の旬野菜と花も揃う!
多摩市に住んでいたら是非行っておきたいお祭りのひとつかも♪
その後は、ちびっこ達が待ちに待ったKAOARTがスタート。
チョークで道路にらくがきできる人気イベントです。
思い思いに描いたたくさんの絵が道路を彩りました。
イベントで賑わうさくら通りを目の前に、
直売会の野菜もハイペースで売れて行きました。
旬のたけのこ・アスパラガスは注目度が高く、お昼過ぎには完売!
▲長葱を買い「半分に切ってもらおうかしら」という女性に
「切ったら中身が出るから折った方が良いかもね」と農家さん。
何気ない心遣いに、お客さんも嬉しそうでした。
▲自宅の庭に植えるのに、花苗を選ぶお客さん。
「この花は虫を寄せ付けないから、野菜の近くに植えるの」
▲家庭菜園におすすめの野菜苗もありました。パクチー・バジル・青じそ。
4/26(金)・27(土)にJA東京みなみ多摩支店前で開催予定の苗市もお楽しみに♪
▲レジ担当の農家さん。お疲れのところに良い笑顔をいただきました!
さくら通りのKAOARTが「らくがき消し隊」によってキレイに洗われ、
道路が日常に戻る頃、直売会も閉店の16時を迎えました。
用意したほとんどの品物を売り切った農家さんたちは、
「去年よりもお客さん多かったかもしれないね」
「たけのこが去年くらい(量が)あったらなぁ!」
「花苗すごい売れたじゃない!」と、今日の反省会。
毎年同じ場所での直売に、常連の方も多く来ていらっしゃいましたが、
お祭りに来ていた方も足を止めて、ゆっくりお買い物を楽しんでいました。
新鮮な地場野菜や花苗が並ぶ売場に、多摩市の春を感じていただけたと思います。
取材と言いつつ すっかり楽しんだ「せいせき桜まつり」。
お祭りの余韻に浸りながら、買った野菜が入った袋を得意げに肩に引っさげて、
夕日に照らされた桜並木を後にしました。
きっと、今日お買い物に来てくれたお客さんの夕飯には
多摩市の採れたての春が並ぶんだろうなぁ〜と想像しながら。
(a)
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