学校給食に多摩市産ぶどう
- 2018.09.21 Friday
- 15:00
今年も学校給食に多摩市産ぶどうが登場
「学校給食で地産地消を」と取り組んでいる多摩市の学校給食の献立には、
2015年から市内産のぶどうが登場しています。
出荷量に限りがあるため、毎年2校ずつ。
4年目となる今年は、9月13日に多摩第二小と愛和小の2校で、献立の「巨峰」に代わって地元のぶどうが出ました。
13日の朝7時15分。
関戸にぶどう畑がある藤井農園の藤井さんが、収穫したてのぶどうを南野調理所に運んできました。
ぶどうは、1粒1粒、丁寧に房から外してありました。
藤井農園で育てているのは、紅伊豆、藤稔、高尾、シャインマスカットの4種類。
給食には、8月末から9月半ばまでが収穫期の「藤稔」が使われます。
濃い紫色で粒が大きいのが特徴の藤稔。
今年は「500円硬貨超級」の粒がたくさんできたようです。
大きいですね〜。
大きさもですが、味もGOOD。
甘味と酸味のバランスが良く、果汁たっぷりで、一度食べたらファンになる美味しさです。
調理所に運ばれたぶどうは、野菜洗い専用のシンクでやさしく洗われます。
※調理所内の写真は衛生管理上、給食センターの栄養士が撮影。
洗われたぶどうは、一段とキラキラしてます。
この日のメニューは、秋野菜カレーライス、豆のカラフルサ
ぶどうは1人2粒ずつ。秋野菜カレーライスには、多摩市産のなすが入っています。
美味しそう♪
2つの学校には、給食センターが作成した藤井農園のぶどうの紹介チラシが配布されました。
「とにかく甘いですよね。」と話すのは、南野調理所の糟谷所長。
4年前、給食センターの栄養士さんと糟谷所長で藤井農園に足を運び話を聞き、給食のメニューに加えることを決めました。
▲2015年に藤井農園を訪ねた給食センターの栄養士さんたち。
出荷量から、給食に出せるのは2校だけですが、少しずつでも毎年給食に出していければと考えているそうです。
「こんな美味しいぶどうが地元で採れるということを、子どもたちに知ってほしいですよね」
給食を通して、地元の農業を知ってもらうことも大事な食育だと話してくれました。
市内産の農産物を積極的に使っている多摩市給食センター。
「多摩市産野菜のカレーライス」「多摩市産ブルーベリーゼリー」「多摩市産甘夏シャーベット」「多摩市産かぼちゃコロッケ」など、毎年定番になった多摩市産給食メニューもあります。
今年は、「多摩市産かぼちゃのサラダ」も出ました。
今後ぶどうを栽培する市内の農家が増えて
いつか地元のぶどうが学校給食の夏の定番になる? なんて日が来るといいなぁ〜
(K)
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