小学生が農家見学

  • 2017.11.29 Wednesday
  • 16:51

東寺方小の3年生が青木農園を見学

 

11月16日(木)。

多摩市立東寺方小学校の3年生が、社会科見学のため、和田の青木農園にやってきました。

2クラスの児童たちが、畑に到着したのは10時半。

 

 

クラスごとに、2つの畑に分かれて見学します。

1つは、ハウスのある畑。

 

 

「いろいろな野菜を、少しずつ作っている農家です。1年間で70種類以上を作っています」

と、説明するのは青木農園の青木幸子さん。

 

 

さらに

「芽が出て、花が咲いて、実がなるまでを全部食べる農家です」と青木さん。

青木さんは、レストラン「農家料理 青木農園」で、自分の畑で採れた野菜を使った料理を提供しています。

間引きした芽や葉、花も材料として料理に使います。

「大根の花は、大根の味がするんですよ」と説明すると、

「へ〜」と興味深そうな声が子どもたちから上がっていました。

 

説明を受ける女の子たち。

 

男の子たちも「これ何ですか?」と質問。

 

青木農園には、馴染みのない野菜がたくさん。

 

葉の裏側の紫色が美しい金時草。

 

 

女の子たちから「かわいい〜はーと」と声が上がった

つるむらさき。

 

 

四角豆を珍しそうに観察する子どもたち。

 

 

説明が終わったあとも、青木さんのもとに話を聞きに集まってきました。

勉強熱心ですね。

 

 

続いて、昔は田んぼだったという畑へ。

 

 

案内するのは息子の克訓(かつのり)さんです。

ここには、たくさんの果樹があります。

入ってすぐに、パッションフルーツ。

その隣にはブルーベリー、先に進むと、プラムに柿、栗、きんかんなどなど。

奥にはキウイの棚。

 

 

横目で栗の木を見ながら、「大きな栗の〜♪」と歌っている子も。

「本当に大きいなあ」と感心していました。

 

 

鼻歌が出るほど、畑見学で気分が解放されたかな。

 

大根の畑も、しっかり観察。

 

畑見学が終わり、最後に質問タイムです。

 

「今、いちばん美味しいのは何ですか?」

「余った野菜はどうするんですか?」

子どもたちから、次々と質問が出てきます。

 

中には「農家でライバルはいますか?」なんていう、質問もニコ

克訓さん、「ライバルはいません。みんなで協力して働いています」と答えていましたおかお(幸せ)

 

 

「一番多い仕事は草刈りです」と克訓さん。

夏は草を刈っても、1週間でまた伸びてくることを伝えました。

 

土を作って、種をまいて、何度も何度も草を刈って、必要なときは、肥料や水を与えて。

「農家さんは、野菜を収穫するだけが仕事じゃないんだね」と

担任の先生が、子どもたちに理解を促していました。

 

 

たくさんメモして、たくさん質問していた子どもたち。

「地域の農家の仕事」、ちゃんと取材で来たかな?

畑見学が楽しかったのか、帰り際「また来たいです!」と

克訓さんに声をかけていた子もいました。

 

 

見回せば、市内のあちこちに畑があります。

ときどき畑に目を止めて、野菜の四季の移り変わりを観察してみてくださいね。

 

(K)

 

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