原峰のいずみ田植え会2017
- 2017.06.30 Friday
- 18:16
今年も「原峰のいずみ」酒米の田植え会!
多摩市の酒 純米吟醸酒「原峰のいずみ」。
太田農園、㟁(きし)農園、小暮農園、柚木農園で育てた、多摩市産の米100%で作った多摩市のお酒です。醸造所は福生の石川酒造。米を50%まで精米して仕込んだその味は、さすが純米吟醸! 香り華やかで飲み口はさわやか、芳醇なうまみ。市内の酒屋さんも推す銘酒です。
その地元の酒を盛り上げようと、今年も「原峰のいずみ」の酒米の田植え会がありました。
主催は小山商店の小山喜八さん。酒販組合のみなさんと市内の米農家さんも参加し開催されます。
場所は関戸の㟁農園。「谷戸(やと)」と呼ばれる昔の面影を残す場所にあります。
6月18日(日)
14時から田植スタート。
しかし、この日はばっちり14時から雨予報。今にも降り出しそうな黒い雲が空を覆っています。
さあ、降り出す前に植えちゃいましょう!
植えるのは、山田錦とも並ぶと言われる酒米「五百万石」です。
最初に㟁さんが植え方を説明します。
黄色い服が小山さん、その右が㟁さん。
「だいたい4本くらいね。浅くてもダメだけど、水につかっちゃうと窒息しちゃうからね」
説明が終わるとみんな裸足で田んぼに入ります。
「おっ! 深い!」
思わず声が出ていました。
ドロドロの土の感触に「ひ〜〜〜」と悲鳴めいた声も聞こえてきました。
でもそれが、だんだん気持ち良くなります
田んぼのどこからか、カエルの鳴き声が聞こえてきます。長閑(のどか)ですね〜
一歩ずつ下がりながら植えていきます。
子どもを抱っこして田植え。パパ頑張れ!
しりもちついちゃいましたね。
「ヘーイ! タッチ!!」わ〜やめて〜
毎年agri agriでも参加者を募っていますが、今回はこれまでで一番の人数!
大人20名、子ども10名ほどの参加がありました。嬉しいですね〜
「天気、もつかな」と期待していましたが、1段目が終わり、2段目の半分まで行ったところで、ぽつりぽつり。
「さすがカエル。カエルが鳴けば、雨は降るものよ」と、㟁農園のちはるさん。さっきの長閑なカエルか…
「もう少し!もう少し!」と㟁さんからの声援を受け、みんなの手のスピードも上がってきました。
頭も服も濡れてしまいましたが
「こんなことがないと、雨でびしょ濡れになる機会はないですから♪」と
みなさん雨の中の田植えを楽しんでいました。
1時間半で田植え完了。
汚れた体を水で流します。中学生男子がホースを持ってくれてありがたい。
洋服の上から放水! 服ごときれいになりました。
田植え後はお待ちかねのバーベキューです。
いつもは田んぼの横にテーブルを置きますが、今回は雨が降っているので㟁農園の倉庫が会場に。
すでに小山さん、㟁さん家族が準備を始めてくれていました。
会の始めに
「雨が降るとわかっていたのに、こんなに集まってくれてありがとう!」と㟁さんから感謝の言葉がありました。
本当に! おかげで雨の少ないうちに無事田植えが終わりました。
小山さんの音頭で乾杯!
テーブルには炭で焼いた肉、魚、イカ、焼きそば、餃子などなどたくさん。
小山商店セレクトの日本酒もあります。
3月に出た「原峰のいずみ」の生酒も。
今回は酒販組合のリカーMORISAWAさんからのワインの差し入れも。
子どもに田植えを体験させたかったというご家族、地域のことをもっと知りたいと参加した方、千葉から「聖蹟桜ヶ丘集合」とだけ言われて連れてこられたという男性などなど、それぞれ知らない同士でも、お酒で話が弾みます。
「地元にこんないいお酒があったなんて。もっともっと広げたいですね」
そんな言葉もいただきました。嬉しいですね〜
ぜひこれからも多摩市の特産品や農産物を応援してくださいね。
秋には稲刈りがあります。稲刈りの方が人手が必要です。
次回もぜひぜひ参加してくださいね。
「原峰のいずみ」の取扱店などについてはこちらをご覧ください。
(K)
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