「原峰のかおり」仕込み2017

  • 2017.01.20 Friday
  • 16:13

今年も「原峰のかおり」の仕込みが始まりました

 

冬は、味噌仕込みの季節。

多摩市の手作り味噌「原峰のかおり」も、1月11日から今年の仕込みが始まりました。

「原峰のかおり」は、多摩市産の米を使った米麹と多摩市産と国産大豆で作った味噌。市内に4軒ある米農家で組織した「多摩市農産加工組合」が関戸の加工所で作り始め、今年で17年目になります。

素材にこだわり無添加で作った手作り味噌は、美味しいのはもちろん、安心、安全な地元の食材ということで学校給食にも使われています。

 

関戸にある多摩市農産加工組合の加工所

 

米農家といえ、多摩市の農家のほとんどは多品目栽培。米だけでなく野菜や果樹も育てています。仕込みの時期でも畑作業は欠かせません。時間を調整しながら、味噌作りと畑仕事をやりくりしています。

 

加工所の玄関を入ると、蒸された大豆のいい匂いが漂ってきます。

 

加工所内は、きれいに掃除されていて気持ちがいいです。

 

 

前日から水に浸した大豆を、午前中から蒸します。蒸した大豆は、茹でるよりもふっくらとして味が濃い気がします。

勢いよく蒸気が噴き出す蒸し器の中で大豆が蒸されていきます。

 

 

蒸し上がった大豆は、つやっつやです。

 

 

発酵機で発酵させた米麹。米が麹で包まれ綺麗です。

 

 

原峰のかおりには、スタンダードな「米味噌」と麹を2倍入れて塩分を控えめにした「たっぷり麹味噌」、多摩市産の麦を麹にして作る「麦味噌」の3種類があります。

この日、仕込んだのは「米味噌」と「たっぷり麹味噌」の2種類。

それぞれの原料を正確に計量しながら、仕込んでいきます。

 

 

 

潰した大豆に麹と塩、水を加え、よく混ぜ合わせます。

 

 

樽に詰め、

 

 

 

重しを載せて仕込み完了です。

 

 

使った道具は、作業が終わるごとにきれいに洗います。

 

 

 

 

この日に仕込んだのは、60リットルの樽5つ分。3樽が米味噌、2樽がたっぷり麹味噌でした。

 

仕込み作業は2月の初めまで続きます。

今年の味噌はどんな味に仕上がるのかな〜きらきら

期待しながら、昨年秋にできた味噌を楽しんでくださいね。

 

(K)

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