多摩市産ぶどう2015

  • 2015.07.31 Friday
  • 12:58
今秋、多摩市産ぶどうが
学校給食に登場?!

 
昨年も好評だった多摩市産のぶどう。今年も元気に育っております。房に袋をかぶせて、色づくのを待つまでに成長したぶどうを見に、関戸の藤井さんのぶどう畑へ行ってきました。




ぶどうを収穫できるようになって3年目。昨年は約500房でしたが、今年は750房。
ぶどうの木は、しっかり育っているようですよ。
ぶどうの木は10年ほどかけて成熟し、成熟するにつれ収穫できる房が増えていきます。
「去年から1.5倍増えているなら順調ですね」と、JA東京みなみの鈴木さんも話していました。
(ぶどうについて、さらに詳しくはこちらもご覧ください)
 



こちらは、紅伊豆(べにいず)。
これから赤く色づいていきます。
とても甘くてジューシーなのでファンも多い「紅伊豆」ですが、房から実が落ちやすいため配送が難しくほとんど市場には流通しないそうです。この、なかなか出回らない紅伊豆が多摩市で食べられるなんて、ラッキーです!
ちゅん
 
もう1種類、栽培しているのは藤稔(ふじみのり)。
色は黒めで、実が巨峰以上に大きくなります。
 
「ちょっと味見する?」と、藤井さんから藤稔を1粒いただきました。藤稔にしては、まだすっぱいです。
「この時期の藤稔を味見できるなんて、なかなかできない経験ですよ」とJAの鈴木さん。すっぱかったけれど得した気分
ちゅん これがひと月たつと、めちゃくちゃ甘くなるなんて不思議です。
 
実はこの日、ぶどう畑には多摩市学校給食センターの栄養士さんもいらっしゃってました。
多摩市産のぶどうを学校給食に出せないかという話があり、みんなで見学にいらしたそうです。



 
学校給食センターでは、「学校給食で地産地消を」と、これまでも多摩市産の大根、ねぎ、みかん、ブルーベリーなど、さまざまな多摩市産の食材を給食に取り入れてきました。
agri agri ブログでも、「多摩市産甘夏のシャーベット」を紹介させていただきましたよね。
 
「以前、多摩市産のみかんを給食に出したんですが、とにかく味が濃かった」と学校給食センター南野調理所の糟谷所長。木で完熟させたみかんは、甘いですよね。子供たちからも「美味しい!」と大好評だったとか。学校給食に地元の食材を使うメリットを感じたそうです。
「地元で野菜や果物がとれることを知らない家庭もあります。給食を通して地元のことを知ってもらうことも、食育には大切です」と話してくれました。



左が糟谷所長。中央が藤井さん。

「今年、まずは1校だけでも多摩市産のぶどうを出したいですね」と糟谷所長。
できるだけ多くの学校に提供したいところですが、これからの天候によって収穫量は左右されます。今から収穫量を約束するのは難しいそうです。
多摩市でぶどうを栽培する農家さんが増え、収穫量も安定し、いずれ多摩市全ての公立小・中学校の給食にぶどうが出せるようになるといいですね。
 
「子供たちの食べて喜ぶ顔を思うと、やる気になるよね」と、藤井さんも給食に意欲を見せていましたよ。
 



学校給食は9月に入ってからですが、店頭に並ぶのは8月中旬ごろから。
グリナード永山のアンテナショップPonteや多摩市役所近くのグリーンショップ多摩で販売予定です。
 
お楽しみに!
 
(K)

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