「原峰のいずみ」の酒米の田植え会2015

  • 2015.06.27 Saturday
  • 08:00
「原峰のいずみ」に使う酒米の田植えをしました
 
6月20日。
梅雨のまっただ中。この週は、雨続きで週間予報でも20日は「雨」。
前日も雨。
「雨の中、田植えか」と、半分あきらめていましたが、誰の行いが神様を喜ばせたのか、この日は朝から爽やかな青空になりました晴れ


 
関戸にある㟁さんの田んぼで、毎年恒例の「原峰のいずみ」に使う酒米の田植え会が行われました。
主催は、「多摩市の地酒造り」の話を㟁さんら多摩市の農家さんたちに持ちかけた、多摩市の老舗酒店「小山商店」の社長小山喜八さん。



全国の銘酒の名前が記された小山商店の車と小山さん。

「原峰のいずみ」は、多摩市で採れた米を100%使った純米吟醸酒です。使うのは「若水」という
酒造好適米。いろいろな米を栽培し、試した末に見つけたのが、多摩市の気候や土地にあった「若水」です。現在、関戸の㟁さん、和田の柚木さん、一ノ宮の太田さんと小暮さんの4軒の農家さんが育てています。


 
14時集合。

この田植え会は、地元の人にも声をかけ「田植え体験」的なイベントも兼ねています。
㟁さんの田んぼには、多摩市酒販組合の方、多摩市の農家さん、その他、これまでも田植えや稲刈りに参加してきた近所の人、友達に声をかけられ初参加の人などなど、たくさんの人が集まっています。
子供たちもたくさん。
いいですね〜田んぼの周りを駆け回る子供たち。

 


この田植え会。酒米づくりをスタートした20年ほど前から続いているそうです。
田植え会が始まった頃から家族で参加しているというご夫婦もいらっしゃいました。
初めて参加した頃はまだ小さかった息子さんも、今では21歳だそうです。



さあ、いよいよ田植えスタート。2面の田んぼに植えていきます。


 
まずは、㟁さんが植え方を指導します。


4、5本ずつ苗を取って植えていきます。
「大人も子供も、本数は数えてね。小さい子は数が数えられないし、大人は目が見えなくて本数がわからなくなるからね」の㟁さんの言葉にみんな大笑い。
3本の指で持って、第一関節と第二関節の間の深さまで差し込んでいきます。
 
小分けにされた苗が、田んぼに投げ入れられます。



 
子供も大人も一斉に田んぼにどぼん。
この田んぼは、裸足で入ってもOK。ケガの心配なく裸足で体験できるのは、子供たちにとってうれしいですね。
〇十年ぶりに泥水の中に素足で入った私。足に細かくて柔らかい土を感じます。泥パックのようで気持ちいい
にっこり


 
等間隔に印のついた紐を使って稲を植えていきます。

  

紐に沿って一列に並び、紐の印の位置に植えます。
「1歩下がって植え、1歩下がって植え」のくり返し。
足で穴が開いた部分は、手でならし平たくします。


  

腰を曲げての地道な作業です。
足がとられて思った以上に体力を使います。




あらら、田んぼにお尻から突っ込んじゃいましたねにっこり

子供は、田植えも遊びのうち。泥だらけになるのも楽しそうです。

1面を30分ほどかけて植えていきました。        
この面積でこんなに時間がかかるなんて…
汗
「昔の人はすごいですよね」と隣のお父さんと話しました。




1面目をやり終わえると、子供たちの興味はすっかり「田んぼの生き物」に。


捕まえた小さなおたまじゃくしを見せてくれました。
どじょうもいたそうですよ。

 
ようやく2面終了!
きれいに苗が並んだ田んぼは美しい。



 
さて、大人にとってのお楽しみはこれからです
きらきら
田植えのあとのBBQビールワイン



小山商店からのお酒の差し入れがずらり!
これは酒好きにはたまらんですね〜
kyu



 子供たちには、アイスやジュースが待っていますアイスクリーム
 
「やっぱり、地元の仲間は大事。いちばんだよね」と小山さん。
原峰のいずみも、「地元の仲間と地元の酒が飲めればいいね」という話から始まったのだとか。
 
地元でつくった酒で、地元の仲間と盛り上がる。

今年の酒米も、元気に育ちますように。


  
 
(K)
 

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