2015 荒代掻き

  • 2015.05.26 Tuesday
  • 11:21
5月 多摩市内では
田植えの準備が始まっています

 
5月になると、日本のあちこちから田植のニュースが聞こえてきます。
多摩市でもいよいよ田植えの準備、代掻き(しろかき)が始まりました。


  

水をはった田んぼの土を、トラクターで耕します。
そうやって、昨年の稲刈り後の硬くなった土をくだき、水と馴染ませるのだそうです。
代掻きは2回。1回目が「荒代掻き」、2回目が「本代掻き」。




5月21日に一ノ宮の田んぼで行われたのは、1回目の荒代。
一般には「あらじろ」と言うことが多い層ですが、多摩市では昔から「あらしろ」と濁らせないのだそうです。
「<あらしろ
>のほうが、言葉がきれいだよね」とこの日、作業を見学させていただいた小暮さん。


 
せき止めていた水路を開き、水を田んぼに引き込みます。


ここの田んぼは、多摩川からの水をひいています。


荒代を始めると、鳥がどこからともなく集まってきます。



名前はわかりませんが、同じ鳥が一気に20羽ほど!
耕した後を、ついて回るように、群れが移動していきます。おもしろい。
どうも、耕された土に、鳥のエサになる虫がいるようですね。
何を食べているのかな…。




ミミズかな?
 
手前が荒代前の田んぼで、奥が荒代済みの田んぼ。
荒代した田んぼは水面が整い、美しい…。



 
3つの田んぼを全て荒代掻きし、本日の田んぼ作業は終了。
1時間半ほどかかりました。
夏のような日差しの日が続いていましたが、今日は涼しい風が吹いています。
「今日は、風がカラッと渇いていて気持ちがよかったよ」と小暮さん。
 
荒代掻きのあとは、1週間ほどおいて、本代掻きをします。
本代掻きが終わると、苗の成長具合と天候と相談しながらいよいよ田植えです!
 
(K)
 
 

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