多摩市農産加工組合味噌試食会紹介

  • 2014.10.16 Thursday
  • 10:29
多摩市ブランドの特産物で
多摩市の農業を元気に!

 
多摩市農産加工組合は、多摩市で米を作っている農家、小暮さん、㟁さん、太田さん、柚木さんの4軒が集まり、
多摩市産味噌「原峰のかおり」の製造販売のため平成12年8月に設立されました。
 
製造を行う工場は、関戸地区、原峰公園のすぐそばにあります。



 
設立のきっかけは、平成7年から造り始めた多摩市の地酒「原峰のいずみ」の原料である、酒造好適米「若水」が余ったこと。食米には向かない「若水」を、何かに使えないかと考え思いついたのが、多摩市産の原料で作る地元味噌。
「若水」を軸とした多摩市産の米、多摩市産のはだか麦、多摩市産の大豆に加え、国産大豆、赤穂の塩を原料に、「多摩市産」「国産」「無添加」にこだわった味噌「原峰のかおり」の製造販売を始めました。
 


 
以前は田園風景が広がる多摩市でしたが、今は市内で田んぼを見ることは少なくなりました。
多摩市内の農家自体も、少なくなってきています。
 
そんな中、米を作り続けてきた4軒の農家さんたち。
せっかく農業をやっているのだから
「地元の農産物を使って、地域を盛り上げたい。農業を通じて多摩市を活性化したい」
その4軒の思いが、多摩市農産加工組合には込められています。
 


 
組合がスタートして、14年。
今は、地元味噌「原峰のかおり」の他、多摩市産の米麹も扱っています。
また、多摩市の学校給食でも味噌が使われています。
そのつながりから、校外学習の場として工場見学を行う学校もあるそうです。
 
10月3日に、組合の第14期事業報告・試食情報交換会が行われました。
場所は、多摩市役所近くにある、JA東京みなみ多摩支店の会議室。
いつもは作業着姿が多い農家さんですが、今日はみなさんパリッとスーツ姿です。
司会は、JA東京みなみの臼井さん。


最初に、小暮代表からあいさつ。
前期の実績と、今期の計画案の発表がありました。



 
この15年で少しずつ地元産味噌として認知度は上がってきているようですが、経営はまだまだ厳しいところ。
今期は、さらにPRに力を入れながら、新しい加工味噌作りにも挑戦していくそうです。

小暮さんに続いて、多摩市の阿部市長、農業委員会の小形会長職務代理、JA東京みなみの西村常務理事、南多摩農業普及センターの原島さんからあいさつがあり、事業報告会は無事終了。
 
さて! お待ちかねの今年の味噌の試食会です
拍手拍手

4軒の農家の奥さま方が準備してくれた、お味噌に合う料理がテーブルには並んでいます。



蒸し野菜にフライ。
太田さんの田んぼで収穫されたばかりの、新米で作ったおにぎり(写真右)も並んでいます。
写真左は、具を味噌であえた手作りおやき。




もちろん、アツアツの味噌汁も♡

 
みなさんで乾杯!
ビール
  

つけ味噌として出されていたのは、柚子の香りがきいた「柚子味噌」、ピリッと辛口の「とうがらし味噌」。
どちらの味噌も、ご飯にかけても野菜につけてもGOOD!
フライと味噌って、意外にあう! そうか、味噌カツもフライに味噌ですものね。
 
毎日の食卓に味噌汁を出す家庭が少なくなり、全国の味噌の消費量は減ってきていると聞きます。
味噌は、昔から地元の米や麹を使い、地産地消の食品として日本各地で親しまれてきた伝統食。
発酵食品の中でも栄養価がとっても高い、優秀食品です。


 
多摩市の農家さんが共同で作る、多摩市産、国産にこだわった、地元の味噌。
これからも、agri agriもがんばって応援&PRしていきます!

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ちなみに「原峰のかおり」は

丸JA東京みなみ多摩支店のグリーンショップ
丸グリナード永山のアンテナショップPonte
丸いきいき市
丸小山商店(関戸)
丸日野、七生、稲城のJAショップ
で販売されています。


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(K)
 
 
 

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