藤井さんの「ぶどうの粒抜き」紹介

  • 2014.07.02 Wednesday
  • 11:00
「ぶどうの粒抜き」レポート2
店頭のぶどうの粒は、ラッキーなやつらなのだ!

 
 ぶどうの「粒抜き」作業を取材させていただこうと、関戸にある藤井さんのぶどう畑におじゃましました。
 
畑には、JA東京みなみの鈴木さんと佐伯さん。
新たにぶどう栽培を始めるべくぶどうの木を植えたばかりという、太田さんも見学にいらしてました。

ご実家がぶどう栽培をされているというJAの鈴木さんが、今回の指導役です。
左が鈴木さんです。




「粒抜き」とは、房についたぶどうの粒を間引きすることです。



見た感じりっぱな房に成長していますが、粒はこれからもっと大きくなっていきます。
間引きしないと粒どうしがぶつかり、潰れたり割れてしまったり。
また、粒が多いと栄養が行きわたらず粒の育ちが悪くなります。



 
いちばん左が佐伯さんです。

粒がもっと小さいときに、一度粒抜きをしています。
今回は、仕上げの粒抜きです。
余分な粒を、専用のはさみで切り落としていきます。
これが、粒抜き専用のはさみ。




細くて先がとがっているので、粒で混みあった狭い隙間にもはさみを入れることができます。

良い粒を残し、小さい粒や房の中で潰されそうな粒をどんどん落としていきます。
残った粒は、最初の半分程度です。 
左が「粒抜き」前の紅伊豆(べにいず)。右が「粒抜き」後。


 

結構、すかすかになります。
 
巨峰以上に粒が大きくなるという「藤稔(ふじみのり)」は、さらにすかすか。
500円玉くらい間を空けます。




 「枝1本につき1房」が、美味しいぶどう栽培の基準。
下の写真の2房のぶどう。
どちらも良い形ですが、いずれどちらかを切り落とすことになります。




美味しさのためには、葉の量と実のバランスが大切なのだそうです。
 
「来年以降のためにこの枝を伸ばしたいので、この房とっちゃいましょう」と、鈴木さん。




え〜、美味しそうなぶどうが〜〜〜〜。
もったいない!
何年もかけて成熟させるブドウの木は、無理をさせると来年以降の生育に影響がでることも。
先のことも考えて、欲張り過ぎないことは大事なんだそうです。
 
粒や房がどんどん切り落とされる中、藤井さんがぼぞり。
「店で売られているぶどうの粒は、ラッキーなんだなあ」
あ〜、確かに! 切り落とされず、最後まで残ったラッキーな粒たちですね。
落とされた粒たちのことを思って、味わってやらなきゃですね。


 
私も初挑戦させていただきました。
しかし、すでに美味しそうに見えるぶどう。もったいなくて切れない!
と、最初は恐る恐るはさみを入れていましたが、慣れてくると惜しげもなく粒を切り落とせるように♪ 
案外楽しい♪と、気を良くして切っていたら
「粒抜きで失敗したら、B級品になるので気をつけてください」と鈴木さんからひと言…Σ(T▽T;)

少しでもはさみで粒を傷つけると、そこから痛んでしまします。
 
ひと房ひと房、丁寧に粒抜きしながら健康状態もチェック。
これは手間がかかります。
しかも
上を向いての作業は、肩と首にかなりくる〜!



 
この根気のいる作業は、1日で終わるはずもなく数日間続く予定です。
 
藤井さん、ぶどう栽培を初めていかがですか?
「楽しいね。他の野菜も楽しみだけれど、手のかけ方が多い分、収穫が楽しみ」
ただし、手間がかかるのはやはり大変だとか。
「大変だけど、ぶどうの作業は家族みんなでやれるから、それは助かるよ」
 
粒抜きをして大きくなる準備ができたぶどうたちは、この後、房
全体に袋をかぶせられます。
袋をかぶせることで、雨を防ぐとともに病気や虫をシャットアウトするのだそうです。
 
紅伊豆は8月のお盆ごろ、藤稔は9月頃、グリーンショップ多摩(JAみなみ東京多摩支店隣り)、Ponteなどに並ぶ予定です。
みなさん、楽しみに待っていてくださいね〜♪
 
(K)

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