市内農家さんがオンライン授業☆恵泉女学園大学

  • 2020.06.16 Tuesday
  • 12:00

多摩市で農業を学ぶ女子大生へ。

地元農家 青木さんがオンライン授業!

 

5月26日(火)、多摩市和田の農家、青木幸子さんが、

恵泉女学園大学2年生の授業「生涯就業力STEPIII」のプログラム

《多摩学》の講師として「多摩の食と農」をテーマにお話しされました。

 

講師を依頼したのは、青木さんと同じ多摩市の農業委員であり

恵泉女学園大学教授の澤登早苗先生。

 

▲多摩市の女性農業委員のみなさん。(2019年女性農業委員研修会にて)

一番左が澤登先生、右から二人目が青木さん。

 

澤登先生は園芸学や有機農業学が専門で、

生活園芸、国際農業・農村開発論や社会園芸論などの科目を担当。

年間通して大学に隣接した教育農場有機栽培による野菜作りの指導も行っています。

自宅のある山梨の有機果樹園も手掛ける現役有機農家でもあり、

講師として国内外の農業関連のシンポジウムや研修会にも飛んでいく、

なんともパワフルな先生です。

 

さて、今年の始業は波乱の幕開け…。

新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出で

新年度の授業開始は5月にずれ込み、11日からオンラインでの授業が始まりました。

青木さんも、澤登先生も、学生のみんなも、それぞれ自宅から、

パソコンの画面越しに授業スタート!

(※写真・記録・情報提供:青木農園)

 

▲パソコン越しの澤登先生。最初に本日の講師:青木さんの紹介と授業の流れを説明。

 

▲「いろいろな生き方に出会える機会を持つことって大事」と青木さん。

農業を始めたきっかけなどを赤裸々に語ってくれました。

 

青木さんは授業に合わせて、写真たっぷりのスライドショーを用意。

畑の写真や、主宰する農家レストランの美味しそうな料理の写真、

野菜や野菜の花などを古い農機具に自由に生ける「農のいけばな」、

女性農業委員が企画制作した販促物などを順に紹介しました。

 

▲畑の写真

 

▲軒先販売所の写真

 

地域に住む消費者の方に、地元の農家ともっと繋がってほしいと願う青木さん。

「かかりつけのお医者さんみたいに、かかりつけの農家をもってほしい」と話します。

 

生産者と消費者の距離が近いことがメリットと言われる都市農業ですが、

青木さんは都市農業の可能性について

「都市農業は食育、環境、いろんなことで繋がる。

農家と地域の人が繋がることで地域が活性化したらいいな」と話し、

「恵泉のみなさんには、いろんな興味のあるところに参加してほしい。

興味のアンテナが立つと、いろいろ繋がって楽しいから」とアドバイスを送りました。

 

▲農の生け花の写真。

「野菜はすぐに刻まれてしまう。生け花を通して野菜の美しさ、形に気づける」

 

▲農家レストラン「青木農園」ランチの写真。

「野菜の花など、売り物ではない部分の美味しさを伝えたい」

 

 

2018年から多摩市農業委員としても活動している青木さん。

多摩市の農業を盛り上げようと女性農業委員4名で「女子会」を結成し、

委員会の後には青木さんのレストランで熱い農業談義を行っているそう。

その結果、恵泉のファーマーズマーケットで市内産野菜を直売したり、

多摩市の農業を応援するキャラクターを企画したりと、

「女子会」のアイデアが形になってきました。

 

▲恵泉ファーマーズマーケットにて多摩市産野菜を直売。

 

▲「女子会だより」では、旬の野菜や直売所の案内など、市内農業について紹介しています。

 

農業委員として地元の農業者と一緒に活動してきたからこそ

多摩市の農業や都市農業のリアルな事情を掴んできた青木さん。

「(都市農家は農地面積が狭いので)大きな機械を持ってないから手作業だし、

いろいろな種類の野菜を作るから、作り方を全部知ってないといけない。

それに(一年中野菜を出荷できるように作付けするので)休みが無い」と話し、

地方の大規模農業との違いにも触れました。

 

最後は、学生のみなさんから感想・質問タイム。

 

▲パソコン越しの学生のみなさん。

 

「身近な農家さんから野菜を買う方が安心。かかりつけ農家は良いなと思いました」

「農家さんのためにできることは何かありますか?」

「必修の授業で有機園芸を体験したからこそ青木さんに共感できた」

などなど新鮮で率直な感想がたくさん。

学び舎と同じ地域で頑張る農家さんを身近に感じ、

応援したい、何かできないかと思う気持ちが伝わってきました。

 

そんな学生のみなさんへ青木さんから、

「旬の地元の野菜を食べてほしい。学生の間に畑に来て、いろいろ見てほしい。

畑には楽しいことが転がっている」と伝えていました。

実際に畑で会える日が待ち遠しいですね♪

 

青木さんの授業は、農業のことだけではなくて、人生の先輩として

書き留めて側に置いておきたいような言葉がいっぱい溢れていました。

様々な生き方に出会う「生涯就業力」の授業。

わたしも大学時代にそんな授業があったらなぁ〜なんて。

ちょっと羨ましいオンライン授業でした☆

 

(a)

 

☆追記☆

恵泉女学園大学の公式ホームページ内のブログ「学長の部屋」にて、

今回の授業の様子などが紹介されています。合わせてご覧ください♪

https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2020/06/step2.html

 

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