朝顔栽培 小山儀一さん紹介

  • 2014.04.23 Wednesday
  • 10:29
せいせき朝顔市に携わって30年の
ベテラン朝顔園芸家
 

毎年、聖蹟桜ヶ丘駅の近くで開催される「せいせき朝顔市」は、今年で32年目を迎えます。




せいせき朝顔市は、「ふるさと多摩夏まつり」のメインイベントの1つ。
30年以上もの間、農家さんたちが地元の人たちに夏の風物詩を届けようと
毎年美しく愛らしい朝顔の栽培を続けてきました。
今年は、7月5、6日の2日間で行われます。
 
4月17日は朝顔の種まきの日と聞き、朝顔の栽培に長年貢献したことを評して
今年2月に「第40回農業委員会等功労者」として表彰された小山さんのお宅に
種まき風景の取材に行ってまいりました。
(表彰の内容はこちらでチェック! 
http://agriagritama.jugem.jp/?eid=31
関戸のご自宅に到着したときには、ビニールハウスの中ですでに種まき作業中。



 
種を植える専用の容器に、1つひとつ種をまいていきます。
「今は、こういう便利な容器があるからいいね。昔は、大きな四角い入れ物に土を敷いてばらばらと種をまいていたから」と小山さん。
まき終えると指で土の中に優しく埋め、上から土をかけます。
小山さんの大きい手が優し〜く土の上をなでると、なんだか種にも温かい熱が伝わっているような気がします。



 
「朝顔市が始まった頃は、30人くらいいたんだけど、今は6人だけだよ。」と、
朝顔を栽培する農家さんが減ったことを残念そうに話す小山さん。
1回目から参加しているのは、小山さんを含め2人だけ。
多くの方が高齢のため、また後継ぎがいないため朝顔栽培をやめていかれたとか。
 
「始まったころは、永山や多摩センターの夏まつりにも、朝顔抱えて売りにいったね。」と昔の苦労話を楽しそうに話してくれました。
「若かったからね、みんな元気だったんだな」
 
ところで農家のみなさん、4月17日に一斉に種をまくんですね!
なんか記念イベントみたいで面白い!と、わくわくしてたずねると
「だって、販売する日が決まってるからさ(笑)」
あ、そうか。朝顔市の日が決まっているから、逆算して種まきの日も決まるんですね(//∇//)
 
土をかけた朝顔は、芽が出るまで熱線の引いてある温かいマット上に乗せて育てます。




「土の温度が25度以上にならないと、芽はでないから」。発芽の条件ですね。科学的です。
芽が出てきたらゴールデンウイーク明け頃に、3本ずつ鉢に植え替えます。
「今年の朝顔は、16種類。違う種類のものを3種類ずつ鉢に分ける。これを200株作るね」と作業を続けながら小山さん。



 
朝顔って、世界中で1500種以上あるそうです。
日本では、もともと薬として奈良時代に中国から渡ってきたとか。
江戸時代に品種改良が盛んに行われ、種類がぐんと増えていったそうです(わたくし、調べてみました)。
ちなみに日本で朝顔市が始まったのは、江戸末期だそうですよ。
 
「今は、西洋からの朝顔も多いけど、江戸時代からの昔の朝顔を欲しがるお客さんもいるんだよね」
今年は、「団十郎」という朝顔も栽培するとか。
団十郎! 確かにそれはそばに置きたい!
「茶色い花だよ。ぼくはそんなにきれいだとは思わないけど(笑)」
江戸時代に活躍した二代目市川團十郎が用いた衣装がえび茶だったことにちなんで、つけられたそうです。
ただし日本伝統の朝顔は発芽率が低いそうで、朝顔市にお披露目できるかどうかはわからないそうです。
 
朝顔栽培は、芽が出たそのあとが勝負。気候との戦いになるとか。
もし、朝顔市までにつぼみがつかなかったら?
「残念だけど、出荷できないね。」
え〜! ギャンブルですね!と焦る私に
「農業ってのは、ギャンブルみたいなもんだよ(>∇<)!」と、大らかに笑う小山さん。
さすが! 大御所!
ちなみに今まで一度も出荷できなかったことはないそうです。



 
本日の種植えをスタートに、朝顔の成長レポートを続けていきます(*^.^*)
 
(K)

 

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