2018年度 ボランティア講習会

  • 2018.10.04 Thursday
  • 13:29

援農ボランティア@小形農園

 

今年で4年目になる多摩市援農ボランティア講習会。

現在12名の第4期生が、市内7か所の農園に分かれで実習しています。

 

9月21日。

馬引沢の小形農園に通っている二人の講習生を訪ねました。

 

午前9時。

小形農園の小形勝さんのご自宅前に集合です。

まずは、その日の打ち合わせから始まります。

 

▲小形勝さん(左)と講習生。

 

この日はあいにくの雨。

実習は、収穫を終えたトマトの支柱の片づけを予定していたそうですが、

自宅横の作業場での種まきに変更になりました。

 

 

4月末から実習が始まり約半年。

基本の実習回数は月に2回ですが、二人は週1回、毎週金曜日に畑に通っています。

これまでマルチ張りや苗植え、トマトの誘引などを体験してきましたが、種まきは今回初めてだとか。

「種には発芽する栄養分が元々入っていますから」と、小形さん。

栄養過多にならないよう、小形さんオリジナルのやり方で種まき用のトレイに土を入れていきます。

 

 

「あ〜、お父さん。土、入れ過ぎ」と女性。

「大丈夫だよ、このくらいでちょうどいいよ」と男性。

 

実はお二人はご夫婦。

奥さんが誘い、二人で講習会に参加することを決めたのだとか。

ご主人は「ぼくは、あまり農業には興味はなかったんだけど」と言いながらも、

アクアリウムが趣味で水草を育ててきたことを思い出し、

「水草と野菜。育て方は似ている。どこかで農業にも関心があったんだろうね」と話していました。

 

 

最初は、のらぼう菜の種をまきます。

1つの穴に、2粒ずつまいていきます。

 

▲黒くて小さい種に「うわ〜見えない」と奥さん。

 

「のらぼう菜って関東の野菜ですよね」と、種をまきながら奥さんが尋ねると、

「では、のらぼう菜についてお話しましょう」と、すかさず小形さん。

 

博学な小形さんの話は、とても面白い。

この日も、種の発芽率の話から、プロバビリティ オブ サバイバル(残存確率)の話に発展。

なんともアカデミックな時間となりました。

 

 

続いて春キャベツの種まき。

こちらは、のらぼう菜よりも少し種が大きいですね。

 

 

 

毎週、小形農園まで徒歩で通っているというお二人。

行き帰り、風景を見ながら夫婦でたわいもない話をしながら歩くのだとか。

夫婦で農業を始めると、会話が増えると聞きますが、

「確かに増えましたね」と笑顔で教えてくれました。

 

 

▲東工大、大学院出身で理系の小形さん。

土の配合を変えて「発芽の違いを見てみましょう!」

 

いつもは3時間の実習ですが、雨のため、この日は2時間で終了しました。

 

▲種をまいたトレイは庭に置いて、雨で自然の水やり。


 

実習終了後、馬引沢付近の農地の変遷が話題に。

「農地は、年々減っているんですね」というご主人。援農ボランティア講習会に参加したからこそ、

地元の農地について身近に考えることができるようになったと言います。

「防災のためにも、農地を残すことは重要なんですよ」

阪神淡路大震災直後、地域の防災について多摩市に提案書を提出した小形さんの言葉に、二人もうなずいていました。

 

 

猛暑が続いた夏も終わり、実習はあと半年。

これからの秋冬の畑を楽しんでくださいね。

 

(K)

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