アスパラガス&トマト巡回

  • 2017.10.20 Friday
  • 10:00

10月のアスパラガス&ミニトマト巡回

 

今年度、明治大学に協力していただきながら進めている、アスパラガスの新栽培法「採りっきり栽培®」とミニトマトの新栽培法「ソバージュ栽培®」。5月、7月、8月と、定期的に7か所の農園を巡回しながら、育ち具合を確認してきました。

10月5日(木)の4回目が、最後の巡回になります。

 

 

参加するのは、明治大学の元木准教授と学生、JA、

南多摩農業改良普及センター、多摩市と川崎市の農政担当職員。

諏訪の相澤農園からスタートです。

 

相澤農園ではミニトマトがまさにソバージュ(野生の)状態。

収穫のピークを過ぎたと言え、まだまだたくさんの黄色い花が咲いています。

 

品種は生食でも調理用でも美味しくいただける

「ロッソナポリタン」。

 

ミニトマトは、花が咲いて実ができるまで2か月ほどかかるそうです。

「今の状態であれば、12月まで収穫できそうですね」と元木先生。

今咲いている花が実をつけるとすると、12月上旬までは収穫できるということですね。

露地栽培で12月まで採れるなんて、すごいですね〜きらきら

 

今年の夏は長雨続き。

皮が割れにくい品種でしたが、例年にない長雨で割れ落ちてしまう実も多かったそうです。

それでも

「来年もやりますよ、品種を替えてやってみたい」と相澤さん意欲的。

高糖度で濃厚な味という「ピッコラカナリア」に挑戦したいと話していました。

 

 

 

次は馬引沢の小形勝さんのアスパラガス。

 

 

大きく育っていますねにっこり

アスパラガスは、これから茎葉を黄化させ、地下の根に栄養を貯めていきます。

この栄養分をもとに、春、私たちが食べるアスパラガス(萌芽)を伸ばしていくのだそうです。

 

続いて連光寺の小島豊さん。

 

 

小島農園のソバージュ栽培のミニトマトにも、花がたくさんついていました。

一般的な露地栽培でのミニトマトは収穫を終えようとしていますが、小島さんは今も毎日収穫しているそうです。

「端境期(はざかいき)の時期は、売るものがないから助かるよ」と小島さん。

夏野菜が終わり、秋冬野菜に切り替わる直前の端境期は、出荷する野菜が少なくなります。

販売所に野菜を並べたとき、トマトの赤色が加わると見た目もいいと話していました。

 

枝には黄色い花がまだまだたくさん。

 

一ノ宮地区に移動し、太田農園と小暮農園のアスパラガス。

 

 

「いいですね」と元木先生。

どちらのアスパラガスも大きく伸びています。

茎葉が柔らかい今の時期は、雨が多いと病気にかかりやすくなります。

10年前後は同じ株でくり返し収穫する従来の栽培法では、病気は翌年の収穫にも影響するので気になります。

でも、採りっきり栽培®は1年限りの栽培法。

病気にかかった部分を取り除いてしまえば、収穫には問題がないことがほとんどだそうです。

 

 

春の収穫が楽しみな、りっぱなアスパラガスの茎。

 

次に向かった和田の青木農園では、ミニトマト、アスパラガス両方に挑戦しています。

 

 

育てているミニトマトは、

「サンマルツァーノリゼルバ」「プチポンロッソ」「プチポンカナリア」

「シシリアンルージュ」「ロッソナポリタン」の5種類。

 

青木さん、みんなに味見をさせてくれました。

甘くて美味しいおかお(幸せ) それぞれ味が違って、食べ比べが楽しいです。

「観光農園のように、摘み取りにすることを考えているところです」と青木さん。

アイディアが膨らみますね。

 

アスパラガスも、病気もなく元気。

 

最後は柚木農園。

もりもり繁っています。ソバージュというよりもアフロかな。

元木先生が大絶賛するほどの成長ぶりです。

 

 

「全部で70圓枠稜笋靴燭茵廚藩木さん、たくさん収穫できたと教えてくれました。

柚木さんも、ミニトマトのソバージュ栽培®を来年も継続するつもりだそうです。

 

明治大学学生の「ソバージュ栽培®」担当高橋くん(左)と

「採りっきり栽培®」担当の田口くん(左から3番目)。

春からの巡回に、毎回同行してくれました。

 

トマトはすでに販売されていますが、採りっきり栽培®の多摩市産アスパラガスは来春に収穫できる予定です。

大収穫になることを期待して、agri agri も春を待ちます。

 

(K)