2016新米イベントレポート

  • 2016.10.28 Friday
  • 10:21

地元農家さんとの交流会

「土鍋で炊いた新米と、地場野菜の具だくさん味噌汁の会」開催しました!

 

今年も新米の季節を迎えました!

多摩市でも美味しいお米ができましたよ。

 

10月22日(土)

昨年に続きagri agri 主催で、新米をいただきながら、地元の農家さんと交流するイベントを開催しました。

昨年はかまどでご飯を炊きましたが、今年は土鍋です。

参加いただいた方みんなで土鍋でごはんを炊き、この季節の野菜をたっぷり使った味噌汁を作ります。

 

場所は永山にある多摩市消費生活センターの調理室。

4つのグループに分かれて調理をします。

 

 

各テーブルには、新米と野菜が並んでいます。新鮮な野菜は、色が美しいですね。

 

多摩市産は、里芋、ねぎ、大根、にんじん、椎茸。

土鍋の前のボウルに入っているのが多摩市産の新米。

油揚げは、和田にある北海屋豆腐店のもの。

 

11時。

agri agri のあいさつが終わると調理スタートです。

講師は、agr agri のホームページでレシピを紹介している、栄養士の小林有美(あみ)さんです。

 

 

小林さんは体に良いレシピを考案する中、地元でとれる魅力的な野菜たちに出会ったそうです。

「遠くのブランドよりも、近くの新鮮野菜」との思いから、現在は一ノ宮の体験型市民農園「ふれあいファーム」で自分で野菜を育てることもやっています。

 

さて、本日のメニューは

 

【土鍋で炊いたご飯】

一ノ宮の田んぼでとれた「コシヒカリ」と「サトジマン」の2種類を味わいます。

 

【具だくさん味噌汁】

多摩市産野菜と地元味噌「原峰のかおり たっぷり麹味噌」で作ります。

 

【しいたけの傘焼き】

「増田さんの菌床椎茸」を醤油やチーズをのせて焼きます。

 

【だしがらふりかけ】

味噌汁で使った昆布とかつお節のだしがらで、新米を美味しくするふりかけを作ります。

 

 

まずは新米。しっかり浸水した新米と水を土鍋に入れ、中火にかけます。

 

 

今回の参加者は、土鍋で炊くのは初めてという方がほとんど。上手に炊けるか興味津々です。

「土鍋に慣れると炊飯器より楽ですよ」と講師の小林さん。

小林さんは普段から炊飯は土鍋。炊飯器は、棚の奥に片づけてしまったそうです。

 

米を炊いている間に味噌汁用の具材を切ります。

 

 

 

今回、参加者の半数は男性でした。

 

 

 

2人の小学生もがんばっていました。

 

 

味噌汁は、昆布とかつお節でとります。

粉末だしも便利ですが、昆布とかつお節で取っただしは、風味が違います。

「だしだけでも美味しい!」と、みなさんだしを味見していました。

 

 

「だしをちゃんと取ると、味噌は少しでも味がしっかりするので、減塩にもなるんですよ」と小林さんが教えてくれました。

 

だしを取り終えた昆布とかつお節は、手作りふりかけに。

 

 

しいたけの傘焼きは、塩、醤油、チーズ、パセリ、しそを自由にトッピング。

 

 

ご飯は、沸騰したあと弱火で15分。火を止めて10分蒸らします。

 

蒸らし時間が終わるとみなさん

「開けてみていいですか?」と、炊き上がりにわくわく、ちょっとドキドキしながら蓋を開けます。

蓋を開けた途端、ふあ〜っふわふわDocomo118と、炊き上がりのご飯のいい香りが鍋から立ち上ってきました。

 

 

「わ〜つやつやきらきら!」と、土鍋の中の米粒に感動する声が聞こえてきました。

香ばしい匂いがしたグループも。

「おこげできてますね!」と嬉しそうに話していました。

 

地場野菜たっぷりの味噌汁も出来上がりました。

 

 

12時過ぎから、農家さんを交えてのお食事タイム。

今回参加した農家さんは

一ノ宮の小暮和幸さん、諏訪の相澤孝一さん、和田の青木幸子さん、馬引沢の増田保治さん。

テーブルには、ご飯、味噌汁、椎茸の傘焼き、ふりかけの他、小林さんが作った大根の葉と椎茸の軸を使った「肉味噌」も並んでいます。

 

出来立てをいただきながら、各グループで、新米のこと、野菜のこと、農業のことなどなど、話が広がっていました。

 

立っているのが小暮さん。

グループには「地場野菜を使ったカフェを

やってみたい!」という方も。

夢が叶うといいですね♪

 

右端が相澤さん。

前週の農業ウォッチングラリーに参加した方が

複数おられました。

 

右から2人目が青木さん。

agri agriイベントは3回目というご夫婦も。

 

右端が増田さん。

「体験型市民農園を借りてみたい!」

という話も出ていました。

 

今回参加したきっかけはみなさんいろいろ。

土鍋で炊く新米にひかれた方や、多摩市の野菜のことをもっと知りたいと参加した方も。最近、自分の健康を意識するようになり申し込んだという77歳の男性は、「健康な食事で、体も調子が良くなるかな」と笑っていました。

「お店で食べた増田さんの椎茸があまりに美味しくて!」と、地元の椎茸をきっかけに多摩市の農業に興味を持ったという女性も。

2年前に娘さんと農業ウォッチングラリーに参加した男性は、「自宅の周りでこんなに野菜が採れるなんて!」と感心したそうです。

小学生の男の子に新米の感想を尋ねると

「美味しかったです!」と大きな声で答えてくれました。

 

みなさん、多摩市の農業を大事に思ってくれていて嬉しいですね。

お米農家で農業委員長でもある小暮さんも

「みなさんの話を聞いて、多摩の農業を応援してくれていることが伝わり嬉しくなりました」と話していました。

 

今年も、みなさんと一緒に新米と秋の野菜を味わえて幸せでした。

多摩市の秋の恵みをご家庭でも味わってくださいね。

 

 

(K)

 

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