農業ウォッチングラリー2016

  • 2016.10.31 Monday
  • 10:00

2016農業ウォッチングラリーレポート

 

毎秋恒例、多摩市の「農」を巡る「農業ウォッチングラリー」が、今年も10月16日(日)に行われました。

畑で収穫体験をしながら市内を歩くという、健康の秋、食欲の秋にぴったりのイベント。多摩市農業委員が主催し、JAと青壮年部が協力しながら、かれこれ20年以上続いています。募集は先着30組ですが、いつも早くに募集人数に達してしまうほど人気だそうです。

今回は、多摩市役所をスタートし、関戸の畑で収穫し、味噌工場を見学、馬引沢、諏訪を回って、市役所に戻るコースです。

 

この日は、すっきりとした青空。暑くもなく寒くもなく、秋らしい良い天気になりました。

朝8時半、受付開始。すでに多くの参加者が集合場所に集まっています。

 

 

8時50分。開会のあいさつに続き、阿部市長があいさつ。「初めて参加した人は?」と市長が尋ねると、約半数が手を挙げました。リピーターが多いのもありがたいですが、初めての参加者に多摩市の農業を新しく知ってもらえるのも嬉しいことです。

今回の人数は、30組41人。2つのグループに分かれて回ります。

 

1グループ目は、9時に出発。

 

 

最初に向かうのは、関戸の㟁(きし)農園。ごぼうを収穫します。

 

 

ごぼうの収穫、実は私も初めて。参加者のほとんども初体験だったようで、ごぼうの上に大きな葉が付いていることにみんなびっくりしていました。

しかも、土の中に長細く埋まったごぼうは、なかなか抜けません。

「ぬけな〜い」「誰か手伝って〜」

あちらこちらから声が上がっています。その都度、スタッフが手助けに駆け付けます。

 

「抜けたぁっ!」

思わず出た声には、喜びと達成感が!

 

採れたてのごぼうは、切るとふわ〜っといい香りが漂ってくるんですよね。

「新鮮なごぼうなんて、なかなか食べられないです」と、参加した女性も気分が盛り上がっていました。

 

「すごいね!」と長いごぼうにびっくりの親子。

 

収穫した野菜は全て、トラックでゴールの市役所まで運んでくれます。手ぶらで回れるのはいいですよね!

 

 

次に向かったのは、同じく関戸にある井上正吉さんの畑。昔ながらの「谷戸」の風景が残る場所です。

 

 

ここでは「小松菜」を収穫します。が、実は「小松菜」ではないかもしれないという野菜です。

 

収穫にはまだ早め。

これからもう少し大きくなるそうです。

 

この小松菜、井上家がこの地で種を継いで代々育ててきた、「小松菜」と呼んできた野菜。在来野菜かもしれないと期待が高まっています(詳しくはこちら)。なので表記も「コマツナ」としているそうです。

 

井上さんの「コマツナ」について説明する

パルテノン多摩学芸員の仙仁さん。

 

井上さんの野菜は家庭用で、販売はしていません。今回、この「コマツナ」が食べられるのはラッキーです。

 

 

左から3人は、今回お手伝いをしてくれた

恵泉女学園大学の学生さんたち。


コマツナ収穫の後は、歩いて5分程の場所にある「多摩市農産加工組合」の味噌工場を見学します。

 

 

 

ここでは、地元味噌「原峰のかおり」が製造されています。

1グループ目は加工組合の小暮さん、2グループ目は柚木さんが、それぞれ味噌を作り始めた理由や味噌の原料、作り方などを説明します。

 

工場内は、ほんのり味噌のいい香りがします。

 

味噌工場を出ると約25分かけて約1卻發、馬引沢に向かいます。

さすが多摩市。坂を上ったり、下ったり。

 

長い道のりを頑張って歩いた参加者。

右側の女性は89歳! 元気! すばらしい!

 

馬引沢の増田保治さんの菌床椎茸栽培施設に到着。

 

 

みんな、菌床椎茸栽培を見学するのは初めてとあって、施設に入ると「すごい!」「かわいい!」「うわ〜」と、思い思いの感動の声が上がっていました。

 

菌床椎茸栽培について説明する増田さん。

説明が終わると、「温度は?」「菌床の材料は?」など、

次々と質問が飛んでいました。

 

さて、ここで11時。

そろそろお腹もすいてきたところで、お昼ご飯をいただく聖ヶ丘団地の「ひじり館」へと向かいます。

約30分の道のりをテクテク。これまた、上ったり、下ったりです。

 

お友達とおしゃべりしながら

楽しそうに歩く女の子たち。

 

小さい子を抱っこして参加のお父さん。

「昨年楽しかったから」と今年も参加してくれました。

 

ひじり館到着!

 

 

各テーブルに農家さんも加わり、昼食を取りながら交流会です。

 

 

ここ数年、交流会の恒例になっている相澤孝一さんの畑クイズも実施。

 

 

「うちで飼っているヒキガエルで困ったことは何でしょう」などなど、相澤さんの畑に関するマニアックなクイズにみなさん大笑い。

「相澤さんの話を聞いていると元気になるね」と、3年前から参加しているという親子が話していました。

ちなみに「ヒキガエル」の答えは、「池を脱走し、遠くのお宅まで出ていった。このように、最近言うことを聞かなくなった」でした。正解の人、いたかな?

 

 

クイズに真剣に取り組む女の子。

正解数に合わせて多摩市産野菜のプレゼントがあります。

 

昼食には、農家の奥さんたちが作った、多摩市産野菜たっぷりの豚汁、それと、季節限定販売の多摩市産ブルーベリー100%のゼリー「たまっ子ベリー」がでました。

 

 

いつもであれば、農業ウォッチングラリーは交流会でおひらきですが、今年は市役所まで戻る途中にある諏訪の相澤さんの畑を回ります。

相澤さんのクイズで出題された、防虫のための池。ここに、相澤さんを困らせたヒキガエルが住んでいます。

 

 

相澤さんの無人直売所で、相澤さんの畑で採れた里芋が配られました。

 

 

市役所まで歩き14時半、ゴール。全行程約5.3辧△疲れ様でした!

 

 

今年も天気に恵まれ、秋の気持ちの良い風の中、市内散策できました。

 

「次回もまた来たいです」と1歳の赤ちゃんを連れたご家族。野菜をベビーカーのかごに詰め込んで帰って行きました。

 

今回は、昔ながらの谷戸の地域と住宅街にある畑を回りました。多摩市では、住宅が立ち並ぶ中にちらほらと畑を見つけることができます。散歩したときなどに、ぜひご近所の畑を探してみてくださいね。

 

 

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