2016多摩エコ・フェスタ&アースビジョン多摩レポート

  • 2016.02.25 Thursday
  • 10:00
今年のアースビジョン多摩には
agri agri と相澤孝一さんも参加!
 

パルテノン多摩特別展示室で多摩エコ・フェスタが開催されている2月20日、お隣の小ホールではアースビジョン多摩も開催されました。



「自然との共生」をテーマにし、環境問題を考える映画上映や市民トークを行うアースビジョン多摩。今回の市民トークでは、馬引沢で農家を営む相澤孝一さんが登場しました。
さらに、市民トークのテーマ「多摩の地で栽培から食卓まで」に関連し、会場の入り口には、agri agri の取材写真を展示していただきました。



 
今年上映された映画は、ドキュメンタリー「都市を耕す〜エディブル・シティ」とアニメ「ミヌスキュル」。
 
「ミヌスキュル〜森の小さな仲間たち〜」
http://minuscule.jp/
 



かわいい虫たちが登場するアニメとあって、開場を待つ長蛇の列。

 
「都市を耕す―エディブル・シティ」
http://www.ediblecitythemovie.com/
 
サンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとするさまざまな活動を取りあげたドキュメンタリー。
日本と3都市の置かれている環境は違いますが、都市の中での「食の基盤」という点は考えさせられました。
 
さていよいよ市民トーク。
1人目に登壇したのは相澤孝一さんです。
テーマは「多摩村時代の農業〜現在の多摩市の農業」



 
代々、馬引沢の地で暮らしてきた相澤家。相澤さんは、多摩村の時代から町の変遷を目にしてきたそうです。多摩村時代の写真と同じ場所で撮った現在の写真をスクリーンに映し出しながら、当時の風景の様子を話しました。
段々に敷かれた水田が写真一杯に広がる風景。




今の多摩市の様子から想像するのは、なかなか難しいものです。
「息子の世代も多摩村を知らない」
相澤さんは、この自然豊かだった多摩村の風景を少しでも今の世代の記憶にも残していきたいと話していました。
 
多摩市内で農業を営む相澤さん。ご両親がそろって90代まで元気で過ごされたことを例に挙げ、地元でその季節に採れた野菜をたくさん食べることが健康に人生を送る秘訣と話します。自身の農園で採れた旬の野菜を販売する野菜スタンドは、「地域の野菜供給地点」という思いがあるのだそうです。

地元に野菜を作る場所がある。日本では当たり前に思えることですが、町に食べ物を作る基盤があることは、その町の強さでもあるのかもしれません。上映された「都市を耕す」にもつながるものを感じました。



市民トーク終了後、お客さんと話す相澤さん。 

相澤さんと言えば、農薬を使わず防虫するために取り組んでいるさまざまな工夫。カマキリを使ったり池を作ってかえるを放したりと、とてもユニークです。その内容も話す予定でしたが、今回は時間がなくなり紹介できず残念!
 
次に登壇されたのは日野市のコミュニティガーデン「せせらぎ農園」主宰、「まちの生ごみ活かし隊」代表の佐藤美千代さん。

町の生ごみを集め堆肥にし、自分たちの畑の野菜作りに活用する取り組みを行っています。


主宰する農園では、世代を問わず誰でも作業することができ、作業した人にはその日に採れた野菜を分けるのだそうです。畑を中心にしていろいろな人が集える仕組み、いいですね。
 
最後は、恵泉女学園大学の澤登早苗先生。




女子大学では珍しい、園芸実習について紹介。



自分が育てた野菜はおいしい、作ってくれる人へ感謝、チームワーク、さらに命の大切さ、子育てにもつながる気持ちなど、実習を通した学生の感想はさまざま。体験したからこそ育つ、貴重な感覚ですね。
 

農業が、お腹の豊かさだけでなく心の豊かさも与えてくれることを感じたイベントでした。
 
(K)

 

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