萩原農園さん紹介

  • 2013.12.03 Tuesday
  • 12:48

【自然のままに太陽と土の恵みで育てるこだわり野菜】

 



萩原重治さんは、市議も務める農家さんです。農園は、連光寺にあります。
高台にある農園は、畑が少し下り加減になっていて、ゆる〜い段々畑のように広がっています。




お邪魔した11月下旬には、ブロッコリー、小松菜、ホウレンソウ、大根やカブ、にんじんなどの根菜類で畑はにぎわっていました。

 

萩原さんの農園のいちばんの特徴は、なんといっても有機農法です。
大袋に2000袋の落ち葉を自ら集め、微生物が豊富な堆肥に変え、それを肥料として野菜に与えます。
「化学肥料は水で流れてなくなるけど、有機肥料は土にとどまって良い微生物を増やし、有機物をどんどん分解してくれる。だから、有機肥料を与えた土は長い期間ふかふかなんですよ」と萩原さん。確かに、落ち葉でできあがった堆肥はふっかふか。「春先に一度混ぜ込めば、夏の野菜を収穫した後に、冬の野菜まで作れます」と、養分の豊富さも教えてくれました。


萩原さんの農園では「体験型市民農園」も開いています。

 

25区画は毎年空きなし。そりゃあ、萩原さんの堆肥を使って自分の野菜づくりができるんですもの。人気のはずです!
 
萩原さんが農業を始めたのは、平成2年。前の年にお父さまが亡くなり、サラリーマンから転職されたそうです。
有機農法には、農家を継いだ時から興味があったそう。
「凝り性なんですよ。なので、有機農法の本は、何十冊も読みました」と萩原さん。
「ただ、本当に美味しいかどうかは、試してみないとわからない。自分で納得しないと気が済まないんですよね」。
そこで、それを検証すべく、5年間ほど化学肥料と有機肥料で、育て比べ食べ比べを続けたそうです。
その検証を経ての結論が、「有機は、まちがいなくうまい!」です。
 
萩原さん、肥料だけでなく、種の蒔き方、苗の植え方、肥料の与え方などなど、とにかくいろんなやり方を試してきたとか。
「蒔き方も植え方も、とにかく『なぜいいのか
』理由がわからないと嫌なんですよ」。
萩原さん、それは凝り性というより、ものすごい勉強家です!

「23年間農業やってきたけど、農業は1年間で1回の勝負。まだ20数回しかやっていないということ」
農作業をしながら、美味しい畑づくりを追及することの難しさがわかります。




「有機は大変ですよ。生半可の覚悟じゃできません」と、有機栽培の大変さを話す萩原さん。
例えば、化学肥料であれば一定に作物は育ちますが、有機肥料では育ち方がまちまちのことも。
 
安定して収穫することを考えても、有機栽培は苦労があるようです。
 「でも味は間違いないからね。やっぱり有機にこだわりたい」と萩原さん。
大変な作業であっても、美味しい野菜を作りたいという思いが勝っています。

「生でぜひ食べて」と奥さまにすすめられ、にんじんをいただきました。




むむむ! これ柿じゃない? 確かににんじんの味なのに、柿のような甘みがどことなくする不思議さです。
なるほど、これが有機肥料で作った味なんですね。
 
ところで、萩原農園のいちばんのこだわり野菜はなんですか?
「トマト!」即答です。
「トマトは、子供の頃から大好きなんです。その日食べたトマトが美味しかったら、なんかその日1日がうまくいく感じがするんです」。
トマト好きが高じて、名刺にも、市民農園の看板にも
、議員の看板にもトマト。



「選挙のときには、選挙カーにトマトの大きな看板を付けたんですよ」と、苦笑いの奥さま。
車の上にトマト。農業への情熱は、確かに市民に伝わりそうです。
 
 
「農業というのは、太陽エネルギーを人間の食糧に変える仕事なんです」



と農園をながめながら萩原さんがひと言…。
 
おおっ! かっこいい!!( * O * )!
 
「って、誰かが言ってたんですけどね(笑)」と萩原さん照れ笑い。

 


「自然のままに太陽と土で育った旬の野菜が、やっぱりいちばん美味しいです」。
野菜本来の美味しさを追求するという信念を感じた取材でした。
(K)
 
 
長くなったので<おまけ>で…
 
今回の取材で、有機農法について素人の私にもわかるように、すっごく噛み砕いて話してくださいました。
なになに? 悪い微生物と良い微生物が、土の中で拮抗状態⁈ 
野菜によい土は、土自身で水を吸い上げる「毛細管現象」が⁈ 
なるほど……。
いや、ちゃんとわかりましたよ! たぶん、ちゃんと・・・・・・・・。( - _ - )
 
とにかく! 私のトンチンカンな家庭菜園の質問にも、的確なアドバイスをくださいます。
「わからないことがあったら、メールで質問してくる人もたくさんいますよ」。
家庭菜園アドバイザーとしても、頼りになる萩原さんです。
 

 

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