太田盛久さん紹介

  • 2015.10.28 Wednesday
  • 12:36
多摩市の30代若手農家
一ノ宮の田んぼを次の世代へ

 
太田盛久(もりひさ)さんは、30代の多摩市若手農家のひとり。一ノ宮に広い農地を持つ太田茂さんの長男です。小さい頃は、バッタやカマキリがたくさんいた田んぼや畑が遊び場だったそうです。



太田さんの田んぼ。一面緑になると美しい。 

幼い頃から一ノ宮で育ち、今は地元の消防団員であり、小野神社の祭りに欠かせないお囃子の指導者。
地域とのつながりが、農業を引き継ぐことにつながったんですね〜、と美しくまとめかけた私に、
「いや、いちばんは野球かな」と盛久さん。
野球ですか
野球
 
小学校から野球を始め高校まで野球一筋だったという盛久さん。20歳のとき、地域の仲間と草野球チームを作ったそうです。監督はもちろん盛久さん。
「最初の正規メンバーは3人。試合のたびに仲間を集めたり、他のチームからメンバーを借りたり」
そんなチームが、2年前、「関東草野球リーグ大会」の1部で優勝!
今年はその上の最上位リーグである「特別部」の優勝戦への出場が決定したそうです。
強いですね

「マジ強いんですよ」と爽やかに返されました
笑顔Docomo118


太田家の頼りになる番犬「カンベイ」
 
「とにかく、土日は野球の練習にあてたくて」と盛久さん、以前の仕事もやりがいを感じていたそうですが、土日になかなか休めない。
そんな中
「うちの仕事をやればいいことに気づいたんです」。
 
小さい頃から、祖父や両親が田んぼや畑で仕事をしてきたのを見てきた盛久さん。いつかは家を継ぐんだろうと頭にありつつも、学校を卒業しても現実味はなかったそうです。



田んぼの隣にある、太田さんの畑。
 
それが、24歳のある日(野球がきっかけにしろ)「家の仕事をやる」と両親に宣言。
息子の突然の宣言に父親の茂さんも驚いたようですが、「まあ、内心はうれしかったんじゃないですか?」と盛久さん。




 
今はまだまだ修行の身。朝は、必ず茂さんより先に作業場に到着するよう心がけているそうです。



父親の茂さんと稲刈り。 

とはいえ、土日は野球が第一の盛久さん。農作業に、土日は関係ないですよね。

「この作業は親父と一緒にやっといた方がいいな、と迷うこともありますが、結局野球を選んじゃいますね」と笑いながら盛久さん。
「失敗はしてもいいと言われているので、まずは自分でやってみます。でも、初めからうまくはいかないので、親父の作業の様子を見ながら勉強させてもらってます」
 茂さんの仕事ぶりは見習いたいと感じている盛久さん。
仕事を教わるのが父親でよかったと、素直に思っているそうです。




弟の貴之さんと協力しながら。

盛久さんは、多摩市農業の10年後、20年後を担う世代。ですが、多摩市の農家は年々減ってきているのが現状です。
「仕方ないですよね、
いろいろ事情があるだろうから」と盛久さん。
ただ、これまで親が大変な思いをして続けてきた農業を、自分もつなげていきたいという思いは強くあります。
「これから先の『食』のためにも、地域の農業の在り方を考えることは大切だと思ってますよ」と真剣な顔で話してくれました。
「俺なりに、やれる限り続けるつもりです」
盛久さんなりに、コツコツと、ですね。の私の言葉に
「いや、ボチボチかな」と笑いながら。この気負いのなさが、気持ちがいいです
にこ


稲刈り中、家族で休憩中。
左から盛久さん、貴之さん、お母さま、お父さま

一ノ宮に広がる太田さんの田んぼは、まさに稲刈りシーズン。取材後、時間を惜しむようにコンバインに飛び乗り、ひと仕事です。

今年も地元で育ったお米を美味しく食べられます。
次の世代も、多摩市の美味しい食をつなげていってくださいね。



 
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