たまっこの「籾すり体験&玄米試食」2019

  • 2020.01.07 Tuesday
  • 12:00

たまっこ産のお米のお味はいかに?

親子で楽しむ「籾(もみ)すり体験&玄米試食」

 

12月21日(土)、多摩市立子育て総合センター たまっこ

「籾すり体験&玄米試食」のイベントがあり、取材におじゃましました。

 

たまっこでは、今年も市内米農家さんからいただいた稲の苗で、田植え体験

稲刈り&脱穀体験など、親子で楽しめる米づくりイベントが開催され、

いよいよ、この日は最後の工程=「籾すり」。

ごはんとして食べられるまで、あと少しです!

 

▲前回のイベントで脱穀した たまっこ産の籾。

 

まずは集まった参加者を前に、たまっこの職員が、

前回のイベントで脱穀した籾を見せて説明してくれました。

「これを今から籾すりして、玄米にして、炊飯器で炊いて食べます!」

籾を見た子どもたちは、「種?」「ごはんになるの?」と、興味津々。

まさに、これは米の「種」です。するどいですね!

 

籾すりの方法はというと…

 

 

用意されていたのは、籾が入った特大のすり鉢とソフトボール。

ボールをすりこぎ代わりにして籾に押し当てながらグルグル動かします。

すり鉢の中で籾がこすれることで籾殻が外れるという仕組みです。

「こんな感じでゴロゴロゴロと、ひたすら、1時間半くらいですね!」

 

 

なんて地道な…!

さらっと笑顔で説明するたまっこの職員に、

「1時間半〜」と笑うお母さんたちでしたが、覚悟は決まっていたようでした!

子どもたちは「やりたーい!」と積極的で、すぐに籾すりスタート☆

 

 

始めは「する」動作や力の入れ具合が難しかった子どもたち。

ボールで籾を叩いてみたり、勢い良くボールを回してみたり

いろいろ試行錯誤していましたが、

お母さんと一緒にやっていくうちにコツを掴んでいました♪

 

 

「良い調子〜」「上手、上手!」「がんばれー!」

子どもたちはお母さんやたまっこの職員に応援してもらったり、

手伝ってもらったりしながら、籾すり作業を頑張っていました。

 

▲「お米あった!」と男の子。すり鉢から籾殻の取れた玄米を発見しました。

 

30分ほど経過したところで、すり鉢に溜まってきた籾殻を取り除くことに。

籾を少しずつ落下させながら風を送り、軽い籾殻を吹き飛ばす作戦です。

子どもたちに うちわでパタパタと仰いでもらいます。

 

▲上から下に籾を落とし、うちわの風で籾殻を吹き飛ばします。

 

これを何回か繰り返していくと、飛んでいく籾殻が少なくなって、

ボウルには半分くらいの玄米と、半分くらいの籾が残りました。

 

 

「米粒が見えると嬉しいですね」と大人たち。

子どもたちもボウルに溜まった玄米を見て、ちょこっと達成感を味わいます。

しかし、まだまだ籾が残っているので、すり鉢に戻して籾すり再開!

 

▲お父さんも参戦! ボール2個でスピードアップ!

 

さらに30分ほど格闘し、籾すりと籾殻飛ばしの作業が一段落。

1時間半かかる予定の籾すりが、1時間で終わりました。

すごい集中力!

 

▲親子で全部の籾殻がちゃんと外れているか細かくチェック中!

 

炊きあがりが楽しみだね〜と声をかけられた女の子は、

うなずいて、「ごはん大好き」と話してくれました。

 

籾すりをめちゃくちゃ頑張っていたお母さんは、

「明日は右腕が筋肉痛かも〜」と言いながらも良い笑顔♪

子どもたちも頑張ったけど、大人もすごーく頑張りました!

 

▲全員の玄米を集めたら、約3合になりました!

 

この後、みんなの努力の結晶の玄米は、キレイに洗って炊飯器へ。

ここは炊飯器の玄米炊きモードにおまかせし、約2時間の炊飯を経て…

午後2時、いよいよ炊きたての玄米とご対面☆

 

▲子どもたちに炊飯器の蓋を開けてもらいました!

 

「おおお〜! 炊けてるー!」「いいにおいがするー!」

一同、ふっくらと炊きあがった玄米ごはんに感動。

室内にお米の甘い香りが広がりました。

 

▲たまっこ産の玄米ごはん。

みんなが一生懸命に籾すりしたお米、一粒ひと粒が愛おしい!

 

待ちに待った玄米ごはんの試食。ここまで来るのに長かったですね!

ではでは、みんなそろって「いただきまーす!」。

 

 

もくもくとお皿を抱えて夢中で食べていた子どもたち。

初めての玄米ごはんを美味しく感じてくれていたようです。

「いつものごはんよりツブツブしてる」と食感を教えてくれた子も。

お母さん・お父さんも、

「噛むほどに甘くて美味しいですね」

「さっきお昼ご飯食べてきたのに、また食べてる(笑)」と嬉しい感想。

 

ちゃっかりagri agriスタッフも試食させていただきましたが、

じんわりとお米の甘味や旨みがあって、とても美味しいご飯でした!

 

最後にたまっこの職員から、今回の米づくりの稲苗を分けてくださった

市内米農家さんの紹介と、農家さんへの感謝の言葉がありました。

改めて、日頃わたしたちの食を作ってくださっている農家さんたちに

感謝の気持ちを込めて、「ごちそうさまでした!」。

 

 

たまっこでは、米づくりの他にも、

市内農家さんに指導していただくプチ農作業体験などのイベントがあり、

参加する子どもたちは、どの体験も人生で初めてのことばかり。

お母さん・お父さんはそんな我が子の初体験をサポートしたり、

記念撮影をしたり、毎回楽しく微笑ましいイベントとなっています。

 

そんな子どもたちの初体験と市内農業を結ぶ、たまっこのイベント。

これからもagri agriは密着&応援していきたいと思います!

 

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