たまっこの「田植え」*2019

  • 2019.07.09 Tuesday
  • 12:00

初めての田植え体験☆

小さな手が大活躍!

 

多摩センター駅から徒歩約10分の乞田川沿いにある

多摩市立子育て総合センター たまっこでは、年に数回、

センター内にある畑にて親子で農作業体験ができるイベントがあります。

大根じゃがいも、イチゴなど、地元農家さんから植え付けを教わり、

収穫体験を経て、美味しく食べるところまで楽しみながら学べます。

 

 

そのイベントのひとつが、田植え体験。

毎年、多摩市内の米農家さんから稲苗をお裾分けしてもらっています。

 

今年は関戸の㟁(きし)農園さんの「キヌヒカリ」。

6月22日(土)に、たまっこの職員が㟁農園に伺い、苗を分けてもらいました。

 

▲苗の贈呈式(!?)。写真左が㟁農園の㟁琢也さん。

 

6月29日(土)、田植え体験イベント当日。

雨が降っていましたが、たまっこの田んぼは屋根付きなので安心です!

そう、たまっこの田んぼは、移動ができて管理もしやすい発泡スチロール箱。

 

 

箱の中にはたっぷりの土と水が入っていました。

たまっこの職員が、苗を受け取りに㟁農園に伺った際、

どんな土をどんな配合で入れるのが良いかを教わってきたので、

㟁農園の田んぼと同じような、苗にとってベストな土壌になっています。

 

 

苗は3本ずつ植えるということなので、先に分けておきます。

手で植えるにはちょうど良い大きさの、しっかりとした苗です。

 

▲苗を3本ずつに分ける職員のみなさん。

 

田植え体験の前に、館内の広場で子どもたちやお父さん・お母さんを集めて

米にまつわる絵本の読み聞かせがありました。

絵本「きょうのごはん」には美味しそうな料理や食卓の風景が描かれていて

ほっこり、温かな気持ちに。

 

 

さて、お待ちかねの田植え体験の時間です!

参加者のみなさんが園庭の田んぼに集まりました。

 

 

職員から植え方の説明があった後、子どもたちに苗が手渡されます。

「はい、どうぞー」

 

 

苗を受け取った子どもたちは、いよいよ田んぼへ。

初めて手を入れる田んぼはどうかな…?

 

 

小さな手で、ぎゅっと苗の根元を土の中へ。

 

おっかなびっくりでもなく、泥が付くことに抵抗がある様子もなく、

みんな率先して田んぼに手を入れて苗を植えてくれました。

 

 

「田植えは生まれて初めてですねー(笑)」と、我が子を見守るお父さん。

躊躇無く田んぼに手を入れて植えていく様子に少し驚いていました。

 

子どもたちは積極的に苗をおかわり!

着々と田植えは進んで行きます。

 

 

始めのうちは深く植えられず、3本がバラバラになって浮いてしまい、

お父さん・お母さんに直してもらう場面もありましたが、

何度か挑戦しているうちに、上手に植えられるようになってきました!

 

▲両手でしっかり押さえて植えてくれました♪

 

6箱の田んぼの田植えはあっと言う間に完了☆

みんな丁寧に良く頑張りました。

 

子どもたちにとって生まれて初めての田植え体験。

これがお米になるって、今はわからないかもしれないけど、

この体験はきっと体で覚えていてくれるんじゃないかな。

お父さん・お母さん、

秋には、稲刈りや脱穀籾すり体験、最後は玄米を炊いて食べる

(もちろん、この田んぼで収穫したもの)イベントもあるそうですから、

ぜひまたその時も子どもたちと一緒に参加してみてくださいね♪

 

小さな手が活躍した、たまっこの田植え。

㟁さんや他の多摩市の米農家さんたちの田んぼと同じように

元気な稲に育ってくれますように!

そして美味しいお米になりますように!

 

 

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