健幸トマト(ソバージュ)部会 講習会@JA東京みなみ多摩支店

  • 2020.02.20 Thursday
  • 12:00

昨年度の結果を踏まえて…

さらに美味しいミニトマトを!

 

多摩市の新特産野菜を目指し2018年から栽培を本格スタートした「健幸トマト」。

「健幸トマト」の名前には、多摩市の健幸都市宣言に合わせて

『作る人も食べる人も健康で幸せな毎日に繋がるように』との願いが込められ、

「ソバージュ栽培®」という、画期的な栽培方法で育てられています。

 

 

ソバージュ栽培は、従来のミニトマトの栽培方法のような支柱一本仕立てとは違い、

U字支柱とネットを使って栽培し、野性的(=ソバージュ)に育てます。

根元付近だけ脇芽欠き・葉欠きをした後は、枝をネットに誘引していくだけでOK。

農家さんにとって夏場の手入れ作業が大幅に軽減されるというメリットの他、

枝葉が多く、根張りも良いので、光合成が活発になり多収穫が見込めます。

 

▲昨年7月。ソバージュ栽培に取り組む市内農家さんのトマトの畑。

 

収穫期には枝葉がかなり繁茂し、その姿はまさにミニトマトのトンネル!

昨夏、ソバージュ栽培に取り組んでいる相澤農園で開催した収穫体験イベントでは、

子どもも大人もトンネルの中に入ってミニトマトを楽しく収穫しました♪

 

▲昨年8月、agri agriイベント「農家さんの畑で夏野菜収穫体験」での一コマ。

 

さてさて、今はまだ寒い冬の真っ最中ではありますが…

ソバージュ栽培に取り組む農家さんたちが今シーズンに向けて早くも始動!!

2月4日(火)、JA東京みなみ多摩支店にて、

「健幸トマト(ソバージュ)部会 講習会」が開催されました。

 

 

今回の会は、昨年・一昨年から取り組んできて感じたことや疑問点などを共有し、

専門家にアドバイスをもらおう! というプログラムになっています。

 

講習会を企画した相澤孝一さん(諏訪)は開会の挨拶の後、さっそく

「これまでの栽培で気になったことをお一人ずつお話いただきたいと思います」と

会場の農家さんたちにマイクを回していきました。

 

▲講習会を企画した相澤さん。2017年からソバージュ栽培に取り組んでいます。

 

集まった農家さんたちは、昨年初めて取り組んだ方もいらっしゃれば、

多摩市で試験栽培が始まった2017年からずっと続けて取り組んでいる方も。

みなさんの発表で様々な状況が見えてきました。

 

 

「5月に降った雹でダメージを受けた。その後、すぐ手当をしたら立ち直った」

「昨年は雨が多かった。手がかけられなかったこともあり生育に影響が出た」

たしかに、昨年は雹に始まり、寒くて長い梅雨、そして猛暑の夏でした。

天候に左右される露地栽培。農家さんたちが奔走された様子、目に浮かびます。

 

「普通の大玉や中玉トマトは夏に収穫が終わってしまうけど、

ソバージュ栽培のミニトマトは秋まで採れるというのが良いですね」と、

端境期に収穫できるソバージュ栽培の魅力について挙げる方や、

様々な品種を育てて、食べ比べた感想も出ていました。

 

 

「定植の時に必要な肥料って?」「潅水のタイミングは?」

「実が割れてしまうのはどうして?」「これって連作障害?」などなど…

本日の講師、パイオニアエコサイエンス株式会社の川崎さんへ質問もたっぷり!

 

 

「このあと、栽培技術について説明していく中で、

今挙げていただいたご質問にお答えしていきますね!」と、川崎さん。

 

川崎さんは、多摩市でソバージュ栽培とアスパラガスの採りっきり栽培®

試験栽培が始まった2017年から、明治大学の元木准教授と共に圃場巡回指導や

講習会の講師を務めてくださっています。

 

 

プログラムは川崎さんによる栽培技術の講座へ。

会場の農家さんたちはソバージュ栽培は経験済みなので、おさらいは簡単に。

 

序盤は、「光合成」「呼吸」など小学校で習った懐かしい用語が登場しましたが、

すぐに「C₆H₁₂O₆」などの化学式がポンポンと出てきたら、次は

「N・P・K」「団粒構造」「カルシウム欠乏」「ミネラル先行」…!?

 

▲講座の内容がびっしり書かれた参加者のメモ。

 

専門用語にたじろぐagri agriスタッフでしたが、

農家さんたちは どんどん講座の内容に引き込まれていきました。

メモを取ったり、スライドの画面を写真に納めたりと真剣そのもの。

 

 

川崎さんは、先に農家さんたちから挙がった質問などを全部メモされていて、

一人ひとりの畑の状況に合わせてアドバイスや対処法を伝えていました。

 

「大事なことは樹姿(きすがた)をよく見ること」と川崎さん。

畑や土の特性を知り、作物の葉や茎などをよく観察し、

現状を科学的に理解することで対処法がわかるようになるのだそう。

これはミニトマトだけでなく他の作物にも通じる大事なポイントですね。

 

▲パイオニアエコサイエンス(株)の最新カタログには、

新しい品種のミニトマトの紹介が♪ トライしてみたくなりますね!

 

後半も、農家さんから川崎さんへの質問がいろいろ。

予定終了時間を延長し、開始からノンストップで2時間半! 

みなさんの熱心さとソバージュ栽培への意気込みを感じた講習会でした。

 

今年もさらに美味しいミニトマトを目指して、

春が来れば、いよいよ農家さんたちの挑戦が始まります。

多摩市産「健幸トマト」、どうぞご期待くださいね♪

 

 

(a)

 

※「採りっきり栽培」「ソバージュ栽培」は、パイオニアエコサイエンス株式会社の登録商標です。

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