“原峰のいずみの酒粕”を使ったメニュー提供店の紹介*福祉亭

  • 2019.06.26 Wednesday
  • 12:00

多摩の地酒 原峰のいずみの酒粕を使った、

とろ〜り濃厚甘酒

 

「原峰のいずみ」は、多摩市産の酒米100%で仕込んだ純米吟醸酒。

今回は「原峰のいずみ」の酒粕を使った料理やお菓子などを

製造・販売している市内のお店を紹介していきますよ♪

 

訪ねたのは、多摩ニュータウン永山団地にある永山名店街の一画、

開業15年目を迎えたコミュニティカフェレストラン「福祉亭」。

「原峰のいずみ」の酒粕を使った甘酒がお目当てです☆

 

▲永山名店街にはスーパーや美容院、お豆腐屋さんなど様々なお店が並んでいます。

 

多摩ニュータウンの中で、最も早く入居が始まった永山地区では、

近年の高齢化で、団地に住むお年寄りの姿が目立ってきています。

そんなご高齢のみなさんや地域に暮らす人たちが集まれるカフェとして

2002年に別団体が「福祉亭」を開設。その後、1年ほどで

近隣住民によるボランティア事業として引き継がれ、現在の運営に至っています。

 

「福祉亭」の名物は日替わり定食(税込500円)。

子育てを終えたベテラン主婦や、定年退職した男性陣、元プロの料理人たちが

腕をふるい、美味しくて栄養満点のランチを提供しています。

 

その日の定食メニューは、各曜日で相談しながらその日の朝に決めています。

運営は、理事集団を核に多数のボランティアさんの手で行われています。

ボランティアさんを束ねるのは、理事長である寺田美恵子さん。

この日も、お客さんから次々と「寺田さーん」と声がかかって大忙し!

 

▲お忙しい中、店頭での撮影に快く応じてくださった寺田さん。

 

さて、そんな店内の様子がこちら。

ゆったりとしたクラシック調のBGMが聞こえてきました。

 

 

今日は囲碁・将棋のイベントの日だそうで、男性陣が真剣勝負の真っ最中。

歌声喫茶や健康麻雀、介護予防体操など毎日いろいろなイベントがあります。

市内中学校の職場体験の受け入れもしており、ちょうどこの日は

2人の女子生徒さんが定食作りなどを実習していました。

 

 

訪れた人同士でおしゃべりに花が咲き、同じテーブルで食事をする方、

静かに椅子に座って過ごす方もいれば、コーヒー2杯をさっと飲んで帰られる方も…

お客さんはみんな、それぞれのペースで楽しんでいらっしゃいました。

 

それでは、さっそく「原峰のいずみ」の酒粕を使った甘酒(税込250円)を注文☆

温かいor冷たいを選べますが、

常連さんに「夏でも温かいのが身体に良いよ!」と教えてもらい、ホットの方を。

 

▲カップに注がれた甘酒。小さなお菓子付きです。

 

まず香りが良い!

立ち上る湯気から ほわわ〜っと甘酒のやさしい香りがします。

とろっと濃厚、酒粕の醪(もろみ)のツブツブ感が残るポタージュのような飲み口。

甘味もちょうど良くて、後味にほんのり生姜が効いています。

ほっとする優しい味わいで、身体にじんわり染み入ります。

 

外は夏のように暑い日でしたが、涼しい店内で温かい甘酒なんて贅沢〜。

 

ボランティアで働いている調理スタッフの方が、

「寺田さんの作る甘酒は濃さがちょうど良いのよ」と声を掛けてくれました。

すると、「わたしも1杯もらおうかしら、甘酒」「じゃあ、わたしも」と、

お客さんから次々と甘酒のオーダーが!

 

▲忙しくてもいつも笑顔の寺田さん。お客さんは馴染みの方が多く、

「○○さんは食べて行くの?」と名前を呼んで声を掛けていました。

 

「甘酒は夏に飲むものとして江戸時代からあったんだそうですよ」と、

甘酒を注文していたお客さんが教えてくれました。

「そうそう、飲むと新陳代謝が良くなるって」と別のお客さん。

「わたしはウォーキングの帰りにここへ寄って甘酒を飲むの」

「甘酒を飲んだら身体の調子が良くなったよ」

どんどんお客さんから甘酒情報が舞い込んできました!大人気ですね〜。

 

▲毎日のように定食を食べにくるという常連さん同士で相席♪

お揃いで甘酒を追加注文していました。

 

甘酒やおしるこなどの甘味メニューは、

甘いものが好きなご高齢のお客さん向けにと、開業当時からありました。

その頃 甘酒に使っていた酒粕は灘の清酒のものだったとか。

そして今から4年前、寺田さんは「原峰のいずみ」の酒粕を

アンテナショップPonte事業者向けに販売していることを知り、

使ってみることに。

 

「原峰のいずみ」の酒粕について、

「個性的でおもしろみのある味だなぁと思ったの」と寺田さん。

さっそく甘酒のレシピを見直します。

できるだけ「原峰のいずみ」の酒粕 本来の甘味を活かすためにも、

砂糖の甘さに頼らないことにしています。

 

「始めのうちは、もっとしょっぱいのが良いとか、甘さは控えてとか、

お酒を少し入れてみたら?なんて、いろいろな意見をいただきました」

お客さんから味の感想を聞いては試行錯誤し、今のレシピに辿り着きました。

さらに、

「原峰のいずみ」の酒粕らしさを“濃く出す”ことにもこだわっていて、

酒粕の醪のツブツブは全部潰さず、半分くらいを残すようにザルで漉しています。

濃厚かつサラリとした口当たりは、煮る時のこのひと手間にあります。

 

寺田さんは、「これが今の定番。みんなのお気に入りね」と言い、

「やっていくうちに、だんだんと、みんなが美味しいと言う味が

わかるようになったかな」と話していました。

 

▲昼過ぎから夕方まで、お客さんが代わる代わる訪れて、終始にぎやか。

 

「ここに来るお客さんは、料理も人生経験も自分より大先輩。

大先輩の方々に味の好みを聞いて、レシピを改善しています」

そんな日々の積み重ねで、15年もの間、

地域のお年寄りの方たちが毎日通いたくなる定食を作り続けてきました。

 

▲今日の定食「ねぎ巻きロール・きゃらぶき・きゅうりの中華風」

 

agri agriスタッフ、ちゃっかり(!?)定食もいただいてしまいました。

バラエティーに富んだおかずはボリューム満点で、野菜もたっぷり!

もちろん美味しくて、どんどんご飯が進みます。

甘酒をたっぷりいただいた後だというのに、ぺろりと完食!

これは毎日通っちゃいますね♪

 

厨房からは時折、調理をする音がしたり、良い香りが漂ってきます。

「キッチンから美味しそうな匂いがします〜」とわたしが言うと、

「良いですよね、キッチンからの匂いって。

あぁ今、自分のために作ってくれているんだなぁって思えて」と寺田さん。

ここには、家で誰かと一緒にご飯を食べるような安心感、温かさがありました。

 

また、お年寄りの方たちだけでなくて、近所の子どもたちが店に遊びに来たり、

子育て世代のお母さん方が集う場になったりと、年齢問わず、

地域に暮らす方々みんなが交流できる場所でもあります。

寺田さんは、

「これからも、地域の人の気持ちに寄り添った居場所作りをしていきたい」と

話していました。

 

「福祉亭」に携わる皆さんの温かい気持ちと、心優しいお客さん、

「原峰のいずみ」の酒粕の甘酒が、とろ〜り交わった取材でした。

 

 

ちなみに、甘酒の冷たい方を注文すると、

冷やされた甘酒がグラスに注がれて出てきますが、別の器に氷が用意され、

甘酒を好みの濃さに調節できるようにしているそうです。

「甘酒は冷やしておくととろみが出るので、薄めたい人は氷を入れて」と、

どこまでも食べる人の気持ちに立って考えていた寺田さんなのでした。

(a)

 

《福祉亭》
多摩市永山4-2-3-104 永山名店街内
TEL/FAX…042-374-3201
営業時間…10:00〜18:00
定休日…日曜日
https://fukushitei.org/

 

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