市内農家さんが出張授業☆ 東寺方小学校「田植え教室」

  • 2020.07.01 Wednesday
  • 12:00

市内農家さんが出張授業☆

東寺方小学校5年生の「田植え教室」

 

その昔、agri agriスタッフが通っていた多摩市内の小中学校には、

花壇はあったけど、畑は無かったと記憶しております。

30年ほどの時を経て…、取材で学校を訪ねると、

校内に畑を作って野菜を育てたりゴーヤのグリーンカーテンを作ったり

農を身近に感じられる授業があるようで、羨ましいかぎり。

 

多摩市立東寺方小学校の校庭の一画には畑の他に、

なんと、田んぼがあります。

 

6月15日(月)

5年生の総合的な学習の時間で「田植え教室」がありました。

田植えを教えてくださる先生は、市内米農家の小暮和幸さん(一ノ宮)。

十年ほど前から「田植え教室」の先生役を務めているそうです。

 

▲田んぼに到着した小暮さん。

 

今日、田植えをする稲苗は、㟁農園(関戸)のキヌヒカリ。

青々としてキレイに生え揃った元気な苗です。

「大きめの苗の方が、子どもたちには植えやすいだろう」と小暮さん。

サポートで来てくれたJA東京みなみの職員、横田さんも一緒に準備をします。

 

▲子どもたちの人数に合わせて稲苗の束を分割しておきます。

 

5年生は全部で3クラスあり、1クラス30名ほど。

みんなで一度に田んぼに入れないので1組から順に来て田植えを体験する流れです。

 

まずは小暮さんより稲苗の持ち方や植え方を教わります。

集まった子どもたちは、帽子にマスク、靴下も履いて、準備万端☆

 

 

「最初にこの束から3〜4本の苗を取る。

親指と人差し指と中指、この3本の指で根元を持って、横にひっぱって、裂く」

小暮さんが説明をしながら実際にやって見せてくれました。

「土にさすときは、しっかりさし込まないと根が張れないからね」と続けます。

 

 

ちなみに、土にさす瞬間は、親指は添えず、人差し指と中指だけ。

3本の指のまま土に挿すと土に穴が大きく空いてしまい、さし込みが不十分に。

水面下でそんなテクニックが行われていたとは知らなかった…!

米農家直伝、まさにプロの指導です。

 

▲田んぼに入る前に3本の指で苗をとる練習。

 

いよいよ、稲苗の束を持って田んぼへ!

初めて入る田んぼに、子どもたちはなかなか一歩が出せず…

「ひゃーーっ」「ちょっと待ってー! 動けないー」「きもちわるい〜」

 

 

泥水の感触に戸惑いながらも、なんとか定位置に。

 

次に苦戦していたのは苗の束から3〜4本を取る作業。

根が絡まっていて、横に引き裂くのに力加減が難しいのよね〜。

 

▲小暮さんに手伝ってもらい、「ありがとうございます」と ちゃんとお礼。

 

田んぼには苗を植える位置を印した紐が渡されていて、

赤いリボンの手前に苗を植えていきます。

小暮さんや横田さんに「こうですか?」「ここも?」と確認していました。

 

 

 

1列植え終わると、印のついた紐を後ろにずらします。

「みんな、一歩下がって〜」小暮さんと先生たちの号令で、そろ〜り後退。

 

▲田んぼの両端で、小暮さんと横田さんが印のついた紐を動かします。

 

紐が固定され、「はい、いいよ〜。植えて〜」の号令で再び、田植え再開。

そーっと植える子もいれば、印そっちのけでどんどん植える子も。

さっきまで、みんな怖々だったのに、おもしろいなぁ。

 

 

「だんだん気持ちよくなってきたかもしれない〜」

「底の方は冷たいよ」「ここ! 虫がいる!」

徐々に田んぼに慣れてきた子どもたち。周りを見渡す余裕も出てきました。

2列目、3列目を植え終えて、次のクラスに交代です。

 

▲「おもしろかった〜」と言いながら、田んぼから上がってきました。

 

そんな調子で、1クラスごとに小暮さんが田植えの説明をし、

子どもたちが「ひゃ〜〜」と言って田んぼに入り、田植えを体験。

3列終わるころには、みんな得意な顔になって、良い手つきに♪

 

 

3組のみんなが最後の列を植え終わる頃、授業開始から2時間が経っていました!

午前中とはいえ、風がそよそよ吹いていたとはいえ、晴天のもとの田植え作業、

子どもたちもお疲れ様だけど、小暮さん・横田さんもお疲れ様ですっ!

 

▲最後の列を植える子どもたち。これでフィニッシュ〜☆

 

各クラスの授業の最後に、子どもたちから感想がありました。

「はじめは(田んぼに入るのが)気持ち悪いと思ったけど、慣れて楽しかったです」

「腰が痛くなって、田植えがこんなに大変だとは思いませんでした」などなど。

普段はできない体験に、体でいろいろ感じることができたようです。

 

みんなで小暮さんに「ありがとうございました!」とお礼を言って

今年の「田植え教室」は無事に終了☆

 

▲小暮さんに挨拶をする子どもたちと担任の先生。

 

今日植えた稲苗は、8月頃に穂が出て、10月頃に収穫を迎える予定です。

収穫と脱穀作業、そしてお楽しみの試食も授業で体験するそう♪

腰が痛くなるほど、昔ながらの米作りの大変さを知った子どもたち。

秋にはきっと、美味しい新米が食べられますよ〜☆

 

 

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